トップページにアイキャッチ画像を表示させたい時に選択します。

【SEAラウンドトーク】
「Vol.2 ポスト・スノーデン時代の映像表現」


SEAラウンドトーク

ソーシャリー・エンゲイジド・アート ラウンドトーク
アーティストは今、ソーシャリー・エンゲイジド・アートをいかに捉えているのか?
一線で活躍するアーティストによるトーク&ディスカッション・シリーズ

Vol.2
–ポスト・スノーデン時代の映像表現–

2013年6月に元CIA及びNSA職員のエドワード・スノーデンが香港から複数メディアを通じて暴露したNSAをはじめとする世界の大量監視の実態の波及は、国家や政府系組織と市民の間に更なる不信感を与える一方で、社会の中に様々な通信機器を通した監視されることに抗する為の表現を生み出し変容させてきました。山田はあらゆる国や地域で国家の侵略や統治にまつわる歴史的遺構を市民と共に占拠し、そこに設置された監視カメラの模擬的なハッキングや実質的なプレイス・ハッキングを通して、権力構造に向けられた表現の開発拠点を作り出す活動を継続しています。今回は別府、ロンドン、上海、三沢での活動を紹介しながら皆さんとの議論の中で現代の生き方としての映像表現について考えます。

開催概要

日 時 2017年10月27日[金]18:30–20:30
会 場 TKP上野御徒町ビジネスセンター ミーティングルーム9C (https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/bc-ueno-okachimachi/access/
定 員 15名(先着順) 
参加費 500円(コーヒー/資料代込)

ゲストプロフィール

山田 健二|Kenji Yamada [美術家、東京藝術大学 専門研究員]
1983年東京生まれ。2008年に東京藝術大学先端芸術表現科を卒業後、国内外の様々な滞在制作プログラムに参加しながら戦闘解除された土地、侵略/越境に関わる民俗的/歴史的遺構を市民と共に占拠する活動や、あらゆる視点から誤用する活動を通して時間や権力に対するより逆説的な表現の開発拠点を作り上げている。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校卓越講師、東京藝術大学 卓越助教を歴任し現在東京藝術大学専門研究員。美術家として越後妻有アートトリエンナーレ(2009)や上海プロジェクト(2016)への国際展や美術館を拠点とした滞在制作のプログラムへの参加を通して、その社会に偏在する歴史と現代の間に起こる齟齬への表現としてのオルタナティブの実践や、他地域へ分配してゆく活動を行っている。

お申込み

下記のGoogleフォームよりお申込ください。
https://goo.gl/forms/e19Sve2LBDVdatqi2

フライヤー(PDF)のダウンロード

主催:NPO法人アート&ソサイエティ研究センター

| |

|ヨコハマトリエンナーレ2017|
オラファー・エリアソン《Green light―アーティスティック・ワークショップ》


〈グリーンライト〉が形成する「we-ness(私たち感)」

1)《Green light―アーティスティック・ワークショップ》後の会場


1 社会に関わるアートの祭典 〜 ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス 「接続」と「孤立」をテーマに、世界のいまを考える
 ヨコハマトリエンナーレ2017は、「島と星座とガラパゴス-接続と孤立」をテーマに、2017年8月から11月まで、横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館を主会場として行われている。その運営は、一人のディレクターをおかず、三木あき子ら3人の共同ディレクションである。また、トリエンナーレの構想は、養老孟司、鷲田清一、リクリット・ティラヴァーニャ、スプツニ子!など、それぞれ異分野で日本を代表する知識人やアーティスト、海外のアートディレクターなど、7人の構想会議のメンバーによって行われている。会期前から会期中にかけて、様々なゲストを招いたトークセッションであるヨコハマラウンド等、たくさんのイベントが行われる。総じてこのトリエンナーレ自体が協働的な作業の成果であり、一つの焦点を結ばない多中心的で多義的な構造となっている。今、日本は毎年たくさんの国際展が行われる状況にあるが、日本における国際展の草分けとしてのヨコハマトリエンナーレは、単にアートの祭典ではなく、広く現在の日本の状況を反映し、そこでの様々な社会的課題を取り上げたものとなっている。特徴的なのは、横浜美術館のファサードを飾るアイ・ウェイウェイの難民の救命胴衣やゴムボートの作品が象徴するように、社会と関わるアートを前面に出していることである。

 横浜美術館館長でディレクターズの一人逢坂は、今回のトリエンナーレのキーワードとして、「孤立した人々をつなぐ」「伝統と現代をつなぐ」「横浜の歴史、世界の歴史を複数の視点で読み解く」「異文化の混交」「意外な接続」「国家、土地、所有、境界」「震災、福島、記憶」「個と集団」「個人史と接続」の九つをあげている。数多くの出品作品をそれらのキーワードで観ていくとよいだろう。

2) 展示室の様子

福島第一原発事故を扱ったDon’t follow the windや川久保ジョイ、東日本大震災を扱った畠山直哉や瀬尾夏美、戦争の歴史を扱ったワエル・シャウキー、ブルームバーグ&チャナリン等、興味深い作品は多数あるが、ここでは、オラファー・エリアソンの《Green light―アーティスティック・ワークショップ》を紹介する。ヨーロッパの難民問題を契機に2015年から構想されたこのプロジェクトは、2016年からウィーン、ヒューストン、ヴェネチアで行われている。横浜でも会期中に何度かワークショップが行われ、展示だけでなくその全体が今回のトリエンナーレの作品となる。


2 ワークショップとは
 この分野のパイオニアである中野によれば、「ワークショップ」という語は、もともと「仕事場、作業場」の意味であり、演劇や美術、まちづくりなどの分野で様々な実践が行われてきており、「講義など一方的な知識伝達のスタイルではなく、参加者が自ら参加・体験して共同で何かを学びあったり創り出したりする学びと創造のスタイル」であるとまとめている。そこでは、「参加」「体験」「グループ」がキーワードであり、参加者同士の相互作用や多様性の中で、双方向的、包括的に学習と創造が目指される。ワークショップは、教育におけるアクティブ・ラーニングの動向とも関連し、現在各方面で盛んに行われている。

3 《Green light―アーティスティック・ワークショップ》
 実際そこでは、何がおこなわれているだろうか。ウィーンやヴェネチアでは、難民の方がスタジオ・オラファー・エリアソンのスタッフや地元のボランティアとともに緑に輝くランプ〈グリーンライト〉を作る作業に携わった。完成した〈グリーンライト〉は、250ユーロで販売され、その収益は全額難民支援に当てられる。ワークショップではランプの製作だけでなく「Shared Learning(共有された学び)」が行われる。その国の言語の習得(ウィーンならドイツ語、ヴェネチアならイタリア語)、身体表現、音楽、スポーツ、セラピストによるカウンセリング等の複合的な内容で、コミュニティに溶け込むことを目指す。ワークショップでの学び合いは双方向的で、教師と生徒という関係ではなく、全員が教え、学ぶ立場にあり、難民と支援者との双方向的で対等な関係を目指す。

3) 理解講座



 横浜ではShared Learningは、難民を助ける会や難民支援協会、移民の若者支援組織kuriya等の協力を得て、「理解講座」として8月から9月に行われている。トリエンナーレのサイトで募集された参加者は、理解講座を通してシリアの難民問題や、難民を受け入れる地域の立場で考えるワークを行い、日本で生活する移民の若者達のライフヒストリーを学んだ。10月にも意欲的なワークショップの企画が予定されている。

4 グリーンライト
 〈グリーンライト〉は、オラファー・エリアソンの長年の友人で共同研究者であったアイスランドの
建築家・数学者エイナール・トルシュタインの長年の研究成果から生まれた十二面の幾何形態である。 重なる二つの立方体を想定し、頂点を通る対称軸で回転してずらしていき、互いの立方体の二つの面が 交わる際にできる二本の稜が黄金比で分けられるところでカットした形態である。ランプは、18本の三 角材と8つのプラスチックジョイントからなる。三角材の表面は緑の染料でグラデーションに彩られた ものや白木のもの 3 パターンある。角材の内側はLEDの光を反射するよう白い塗料で塗られている。そ の内部には、緑と白どちらかの色の糸が、外形と呼応するリズミカルなパターンで張られており、優美 な形態を見せる。その美しさは、グリーンのLEDを入れることで一層際立つ。

4) グリーンライトに至る探究の過程の模型




 Green lightは「青信号」の意味である。緑に光るランプは、様々な苦難を体験している難民を受け入れる歓迎の気持ちを表し、自由や希望の象徴でもある。単体でも美しい〈グリーンライト〉だが、複数を組み合わせることで複合的な形態に発展していき、多様なアレンジが可能である。組み合わされた〈グリーンライト〉の総体としての形の展開の複雑さや意外さ、そしてそれでもなお統一感を失わない全体の形態は、異なる背景を持つ個人個人が集まり、多様さを保ちながら調和するインクルーシブなコミュニティという構想の最適なメタファーとなる。

5) グリーンライト(LED装着前)




5 「we-ness(私たち感)」とは
 ヨコハマトリエンナーレに寄せたビデオメッセージの中でオラファーは《Green light―アーティスティック・ワークショップ》が「包摂」をテーマとしており、強制移住、難民、周縁化された人々、強制移動、社会から排除された人々の問題に向けたプロジェクトであることを説明している。ここで繰り返し用いられるのが「we-ness(私たち感)」という言葉である。このwe-nessとはなんだろうか。オラファー・エリアソンはウィーンの文化財団TBA21が企画したイベントで、コペンハーゲンにある名門オーフス大学の人類学者・生物学者アンドレアス・ロストーフと対談している。ロストーフはこの中で、心理学の最新トピックであるwe-modeについて語っている。ロストーフの同僚で共同研究者である哲学者ガロッティと脳神経科学者フリスが提唱したwe-modeは、人間の個体の認知を個体間に拡大する革新的な概念である。この領域の近年の研究では、人間同士の相互作用について、独立した個体同士の1対1のシステムとしてではなくインタラクション自体を1つのシステムと捉え、互いの社会的認知能力を拡張し学習可能性を高めるものとして捉えられるようになった。人同士がインタラクションすることによる効果は単なる加算効果ではなく、それ以上の機能的役割があるということである。オラファーはこの概念を気に入り、それを学術用語のwe-modeではなく、発達心理学者のトマセロも用いているより一般的にわかりやすい言葉としてwe-nessを用いていると考えられる。

6 場のデザインと実践の力
 「アーティストのスタジオは、実践の場であるがゆえに、たった一つの行動が、100個分のアイデアの100倍のパワーを持つのです」
「考えを語っただけで実践した気分になっている人がよくいますが、語るだけでは何も起こりません」

 美術手帖2017年7月号のアーティスト・インタビューで、オラファーは、繰り返し実践することの重要性を語っている。おそらく、6月のヴェネチア・ビエンナーレのオープン時に《Green light―アーティスティック・ワークショップ》に寄せられた、難民を見世物にしている等の様々な批判を意識したものだろう。

 ワークショップの場は、スタジオ・オラファー・エリアソンによってデザインされた〈グリーンライト〉と共通する緑色や幾何学的なパターンが用いられた机や棚が配置され、統一感がある。机の両端は60度にカットされ、直線的に並べたり120度に配置したり、多様なレイアウトが可能である。二つの机の120度の広がりは人が快適に収まることができる空間を生み出す。机の幅は二人の人が協力して作業するのに狭すぎたり広すぎたりせず適度な奥行きである。その快適さは、二人の人が協力する環境という「共通アフォーダンス」を提供する。

6) スタジオ・オラファー・エリアソンデザインの作業用机


 

7) 二人で協力して糸を張るワークショップ参加者

1個の〈グリーンライト〉の組み立てには、必ず複数の人が必要になる。木材とジョイントによる構造は、多少力とコツがいるが一人でも組み立てられる。難しいのは、その内部に張り巡らされた糸である。適切なテンションを保って糸を張るには二人での協力が必要である。しかもそれはマニュアル化されていない。あくまでも作業による手続き記憶としての身体化を通して学ばなければならない。そこに生じるのは、自然に二人の人間が協力をする状況を作り出す「共同アフォーダンス」である。二人は言葉がうまく通じない場合もあるかもしれないが、なんとか意思の疎通を行なってランプの製作という共同の作業に従事し、完成という共通の目標に向かう。

7 二人称アート
 ビデオメッセージの最後に、オラファーは「あなた」と「私」だけでも関わることができると語り、「あなた(You)」と「私(I)」を強調している。あなたと私の二者の関係から何かを始めるのは、一見当たり前のようである。だがその背景にあるのは、人間の心をめぐる学問の進歩である。心を研究する心理学は、19世紀末の自らの心の中を内観する一人称的な研究法から、20世紀に客観的に外側から人の行動を観察する三人称的な手法に移行し、長い間それが科学的であると信じられてきた。ところが、20世紀末にf-MRI等で生きた人間の健康な脳の活動が観察できるようになり、ミラーニューロンの発見があって、21世紀になってようやくあなたと私の二人称的な研究の重要性に気づくことになる。二人称神経科学や二人称認知心理学といわれる学問の誕生である。そして、人間同士のインタラクションによってwe-modeという特別な認知モードへとシフトし、個々の能力の総和を超えた集合的な認知モードが、大幅に学習効率を高めるらしいことがわかってきた。「あなた(You)」と「私(I)」のインタラクションは共同行為を「私たち(we-ness)」として一緒に達成しようとすることで心の共有を可能とし、人間の可能性、創造性を高める。アートは、そのための実践の場を提供することができる。このことは、なぜ参加型アートが重要なのかの根拠となる。科学における二人称科学への転回に倣い、このようなアートを「二人称アート」と呼ぶことにしたい。社会に関わるアートの実践、特に東日本大震災以降の日本のアーティストの活動におけるコミュニティとの関係や当事者性について考える際に有効だろう。

8 エージェンシーと共愉性

8) 組み合わされたグリーンライト


 具体的な存在があるアートは共有がしやすい。〈グリーンライト〉は、目に見える共有しやすい思考の外化物である。「全ての〈グリーンライト〉はエージェンシーを持つ」とオラファーが語っているように、〈グリーンライト〉は、地域の家庭やオフィスに飾られることにより、歓迎や希望、自由というそのメッセージを発し続ける。光に惹かれる人間の習性と安心感を与えるグリーンの光、世界共通の青信号、黄金比を用いた幾何形態という審美的なオブジェクト、それらの要素はそれぞれ普遍性を持ち、人種や文化、宗教の違いを超えた価値の共有を可能にする。

9) 組み合わせることで多様な形態への展開ができる

異なる背景を持つ人々と出会うことは、自らが新たな世界に開かれることになる。そして本来、人間にとって学ぶことは楽しい。仲間とともに学び、知らなかったことを知り、できなかったことができるようになることは、人間にとって適応的であり根源的な喜びだろう。オラファー・エリアソンの《Green light―アーティスティック・ワークショップ》は、このような共愉性(コンヴィヴィアリティ)をもっている。そこでは、その場にいる人々が様々な違いを乗り越えて共に楽しむ共愉的共同体が色々な場面で実現しているのを見ることができる。

 考えたり、アイデアを語ったりしただけでは世界は変わらない。人々が協働することは、個々の能力の総和をはるかに超えるパワーを生み出す。様々な社会的問題や環境の問題がこれまでにない規模で起こり続ける現代においては、何よりも実践することが大事なのである。
(文:細野泰久)




中野民夫 2001 ワークショップ ― 新しい学びと創造の場 岩波書店
アーティスト インタビュー オラファー・エリアソン ヒエラルキーのない、思考と実践をつなぐ場
(聞き手:伊東豊子) 2017 美術手帖 2017年7月号 美術出版社
板倉昭二 2016 We-mode サイエンスの構築に向けて 心理学評論 Vol.59, No.3 心理学評論刊行会
Eva Ebersberger, Daniela Zyman 2017 Olafur Eliasson – Green Light – An Artistic Workshop Sternberg Press

ヨコハマトリエンナーレ2017 http://www.yokohamatriennale.jp/2017/
ヨコハマトリエンナーレ2017 オラファラー・エリアソン ビデオメッセージ https://youtu.be/cPJG83bSpjs
Studio Olafur Eliasson   http://olafureliasson.net/
Green light – An artistic workshop  http://olafureliasson.net/greenlight/

*写真1〜9 撮影:細野 泰久
オラファー・エリアソン
《Green light-アーティスティック・ワークショップ》(部分)
 
Olafur Eliasson
Green light – An artistic workshop.
In collaboration with Thyssen-Bornemisza Art Contemporary
(detail)
Co-produced by Thyssen-Bornemisza Art Contemporary ©Olafur Eliasson


細野 泰久(Yasuhisa Hosono)
美術教育研究 特別支援教育研究  ヨコハマトリエンナーレ2017 《Green light−アーティスティック・ワークショップ 》インストラクター
東日本大震災をきっかけに社会と関わるアートの実践をフォローし、ソーシャル・プラクティスとその教育への応用を研究している。

| |

つながるえほん ワークショップ – Vol.2

昨年、参加者みんなで大きな一冊の絵本を作ったワークショップに続き、今年も講師にグラフィックデザイナー/イラストレーターであり、ご自身で絵本の制作活動もされている榎元久宰(エノモトヒサタダ)さんをお迎えして、「つながるえほんVol.2」を開催します。
今回は街で見かける色々なお店の包装紙などを素材に、手のひらサイズの絵本を作ります。包装紙の模様を新たな形に再利用して、自由にイメージを膨らませて、つなげてみて、楽しみながらオリジナルの一冊を創作します。紙を切ったり貼ったりして作る内容ですので、ぜひお気軽にご参加下さい!

フライヤー by Hisatada Enomoto
フライヤー(PDF)のダウンロード

概 要

場  所:丸善お茶の水店(瀬川ビル)向かいの空きビル一階
      *JR御茶ノ水駅 / 東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅 徒歩1分  アクセス
日  時:2017年10月7日(土)10:00〜16:00 / 8日(日)10:00〜15:00(受付は各日終了30分前まで)
定  員:当日参加も可能です。直接会場にお越し下さい。ただし席数が6〜8席のため、時間によっては予約優先となります。下記メールアドレスまでお申し込み下さい。
対  象:小学生から大人まで
※ハサミなどの道具を使用しますので、低学年のお子様は保護者の方とご一緒にご参加下さい。
制作時間:1〜2時間 受付順に制作開始。
参 加 費:無料

内  容:絵本づくり
講師のアドバイスを受けながら、「街」、「本屋さん」などキーワードを元に、包装紙などの模様を利用して、自由に発想を広げて制作していきます。子供から大人まで楽しめる内容です。
完成した絵本はお持ち帰りできます!

主  催:お茶の水茗渓通り会
協  力:株式会社昌平不動産総合研究所 / レモン画翠 / 丸善 お茶の水店
企画運営:第14回お茶の水アートピクニック実行委員会 / NPO法人アート&ソサイエティ研究センター

oap_logo

お申込み/お問合せ先

特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター
email:info@art-society.com
件名に「つながるえほんワークショップ
本文に①お名前 ②参加人数 ③参加日時(7日or8日の何時から)を明記の上、Eメールにて上記アドレスへお申し込み下さい。

アーティスト プロフィール

rakugaki 榎元久宰(エノモトヒサタダ)
Hisatada Enomoto
1993年 桑沢デザイン研究所卒
グラフィックデザイナー/イラストレーター
絵本の個展・グループ展多数。数々のイラスト・デザインを手掛けている他、ギャラリーや書店にて多数のワークショップも開催している。現在鎌倉在住。
刊行物:「らくがきワークブック」、知育おけいこ シールブック 「まるさんかくしかく」、「にほんちず」(近日刊行予定) / 発行 株式会社リーバン
http://enog.jimdo.com
http://facebook.com/enoggg

| |

【SEAラウンドトーク】
「Vol.1 アートの楽屋 –アーティストの視点から考えるアートと社会の関係–」

※定員に達しました。多数のお申し込みをありがとうございました。

SEAラウンドトーク

ソーシャリー・エンゲイジド・アート ラウンドトーク
アーティストは今、ソーシャリー・エンゲイジド・アートをいかに捉えているのか?
一線で活躍するアーティストによるトーク&ディスカッション・シリーズ

Vol.1
「アートの楽屋」
–アーティストの視点から考えるアートと社会の関係–

イギリス、ノルウェイ、オランダ等、ヨーロッパを中心に、分野横断的な表現活動をしてきたアーティスト清水美帆さんを話し手に迎えます。
清水さんは20年間ほどの活動を通して、アーティスト、作品、観客との関係性を考え続けてきました。時代背景、制作環境、人々の考えの違いや変化に伴って作品のスタイルはいかに変わるのか? 作品を発表することを通してどういう関係性を観客や社会と築きたいのか? ソーシャリー・エンゲイジド・アートに対する清水さんの考え方を、作品事例と合わせて語っていただき、参加者とともにディスカッションをおこないます。

開催概要

日 時 2017年10月6日[金]18:30–20:30
会 場 Arts Chiyoda 3331 1階101 (www.3331.jp/access
定 員 15名(先着順) 
参加費 500円(コーヒー/資料代込)

ゲストプロフィール

清水 美帆|Miho Shimizu [アーティスト]
1976年、東京生まれ。ゴールドスミス大学(ロンドン)で美術を学び2001年に卒業。ピエット・ズワルト・インスティテュート(ロッテルダム)への交換留学を経て、2011年にオスロ芸術大学で修士課程を修了。
部族、都会の両方に見られる衣装や儀礼に着目し、それらを通じた個人や社会での変容をテーマに制作している。制作した衣装や小道具は、役者、ダンサーのパフォーマンス、映像作品に使われている。ソロ活動に並行して取り組むオィヴン・レンバーグとのコラボレーションでは、多彩な芸術表現を通して旅の経験を物語っている。www.dangermuseum.com/ja

お申込み&お問合せ

メール|info@art-society.com
件名を「10/6 SEAラウンドトーク」とし、お名前、ご所属、同伴者の人数をご記載のうえお申し込みください。
※いただいた個人情報は、適切に責任を持って管理いたします。

フライヤー(PDF)のダウンロード


主催:NPO法人アート&ソサイエティ研究センター

| |

オフィス移転のお知らせ

この度、弊法人は業務の効率化を考え、6月1日より、オフィスを下記に移転いたしました。
新事務所はアーツ千代田3331からもほど近く、JR御徒町 、上野広小路駅、末広町駅から徒歩5分圏内ですので近くにお越しの節は、ぜひお立ち寄りください。
今後ともこれまでどおりご支援ご交誼を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


【移転先】〒110-0005 東京都台東区上野3-13-9 原田ビル201
Googleマップ

IMG_1315

| |

『美術手帖』5月号 SEA展のレビューを問う

2017-05-19 08.05.58
 NPOアート&ソサイエティ研究センターが主催した「ソーシャリー・エンゲイジド・アート:社会を動かすアートの新潮流」展のレビューが『美術手帖』5月号(2017年4月17日発売)に掲載された。「地域アートの延命措置」と題した筆者の主張には見過ごせない誤りがあり、さらに著作権を有する作品画像の掲載許可手続きにおいても編集部への疑問が残る。
 私たちは、5月号発行後すぐに美術手帖編集長と美術出版社社長にたいし、電話と書面により本件の真意を尋ねた。しかし回答願いの期日が過ぎても返答を得られないため、この場を借りて2点の問題を公開したい。

1. レビューにおける事実誤認と根拠を示さない批判

 レビューの筆者は黒瀬陽平氏であった。
前提として、評論は筆者の表現の場であり、「表現の自由」は守られる権利であるが、編集部は出版の前に内容に誤りがないかチェックする必要があるのは言うまでもない。私たちは黒瀬氏より直接取材を受けていない。黒瀬氏がレビューの冒頭で示したSEAの定義だが、これは本展覧会を評論する上で、最も重要な前提となる。
「SEAは「関係性の美学」(ニコラ・ブリオー)から不必要と思われる美学的要素を削ぎ落とし、より直接的に現実社会に関わり、何らかの社会変革(ソーシャルチェンジ)を起こそうとするアートの実践だとされている」
とあるが、SEAとは美学的要素を「削ぎ落とし」、捨て去ったものではない。黒瀬氏も本文で紹介している、パブロ・エルゲラの言説にもとづけば、SEA とは美学的要素とそれ以外の要素(社会的・政治的等)を併せもったものだ。
SEAの定義からしても、筆者がこの分野への基本的な知見を欠いており、国際的な流れを理解していないことは明らかであり、日本で初めて本格開催されたSEA展の論者として的を射た批評ができる人物ではないといえる。美術手帖がなぜこの人選をおこなったのか疑問である。
 さらに作品の評価についても、黒瀬氏は、スザンヌ・レイシーの作品について、具体的な根拠も示さず「劣化」と批判し、同様に、若木くるみの作品を「幼稚」と結論づけている。こういった言説が一流の美術評論誌で活字になることは、作家の評価に大きな影響を与えるわけで、そのことについて編集部は最大限の注意を払うべきである。


2. 作品画像の掲載手続きへの疑問

 私たちは美術手帖編集部の依頼により作品画像を提供した。大きく掲載されたスザンヌ・レイシーの作品をはじめ、作家の著作権は存在しており、展覧会紹介の目的に限って、作家に代わり私たちが画像提供している。最終確認として送られてきたレイアウトには、黒瀬氏の原稿はなく、独立した記事のごとく片ページのみPDFで送られてきた。
 だが、実際は黒瀬氏の原稿と写真は、見開きでひとつの記事であった。スザンヌ・レイシーの写真は、編集者から最初に希望されたものではなく、後になって追加依頼があったもので、もし原稿を見ていたなら、私たちがレイシーの写真を提供することはなかった。


 今回の展覧会は、文化庁、アーツカウンシル東京、ドイツ文化センター、オランダ大使館、資生堂などによる助成と、展覧会の主旨に賛同する多くの個人の協力を得て実現したものだ。アートが人々の生活から乖離したものではなく、生活そのもの、生き方そのものがアートに直結しているとする「Living as Form展」(2014年)の開催から3年目に、この「ソーシャリー・エンゲイジド・アート展」の実現に漕ぎつけることができた。それはひとえに、実社会と向き合い、いかにその課題に向き合えるのか、日夜模索しているアーティストの実践を伝えたいという思いからであった。そのために、私たちはSEAに関する調査研究をおこない、小規模の展覧会や関連イベントを実施し、パブロ・エルゲラの著書の翻訳出版などをおこなってきた。
 現在国内で開催される地域でのアート・プロジェクトでは、人のつながりや絆づくり、人々の内発的な表現行為に焦点が当てられているが、社会的に弱い立場にある人々、過酷な環境で生きる人々の直面する社会課題を扱うアート活動はいまだ少ない。
 ソーシャリー・エンゲイジド・アート展は、そうした国際・国内の潮流を並列させ、日本でのアートと社会の関わり方を再考する意図があった。その真意をくみ取らず、私たちの継続的な活動も理解せず、一方的な批判が活字という形で発表されたことは、大変残念なことである。


ソーシャリー・エンゲイジド・アート展 実行委員会一同



参考リンク:SEA展来場者のアンケート結果 http://www.art-society.com/sea

| |

SEA展来場者アンケート調査結果

アンケート調査は、2017年2月18日から3月8日の14日間の会期中に実施。展覧会会場出入り口でアンケート用紙への記入を呼びかけたところ、来場者全体1536人に対し461件の回答が寄せられました。その調査結果から、「とてもよかった」50.8%、「よかった」41.4%を加えると92%を超える高い評価をいただきました。また、今後もこのようなSEAを紹介する企画展を希望するか?という問いかけには、96%の来場者が「希望する」との回答があり、SEAへの関心の高さや、関連情報へのニーズの大きさを実感しました。アンケート実施に際しましては、多くの方々からの貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。
以下、アンケート結果と自由コメントから一部抜粋したものを掲載いたします。

展覧会全体への感想について

「とても興味深かった」
「今まで触れたことのない世界をみれて楽しかった」
「世界でおこなわれていることの視点の違いが興味深い」
「アートが社会でできることをあらためて考えさせられた」
「アートの新しい可能性を感じた」
「SEAのスケールの大きさを感じて感動した」
「メッセージ性がありもっとこういう展覧会があってほしい」
「価値観、意識、問題意識を揺さぶられた」
「近年で最もエキサイティングな展覧会」
「展示だけではわからない部分もあった」
「新しい可能性を感じたが、理解がむずかしものもあった」
「作品のギャップ、多様性、強度のばらつきを感じた」など

日本人の作品について

「(問題の文脈を)共有しているので気になった」
「日本のプロジェクトをもっと紹介してほしい」
「日本の若手アーティストの社会との関わりが希薄?切羽詰まってない?」
「日本の独特のSEAにフォーカスした展示も見たい」
「地域アートをどう批評的に再考するのか?」
「SEAへの批評性、展覧会で紹介する意義に触れてほしい」など

展示について

「常駐するアーティストとのコミュニケーションがあり、よかった」
「プロジェクト系の展示がよかった、勉強になった」
「見応えがある展示、バランスがよかった」
「映像が多かった」
「参加型の年表がよかった」
「同時にトークイベントが多くあってよかった」
「映像の時間の掲示がほしかった」
「イスがもっとほしかった」
「ギャラリーでの解説があればよかった」(ガイドは希望に応じて提供していた)など。

今後への期待

「SEAについての展覧会を継続的に開催してほしい」
「書籍、記録集をまとめてほしい」
「SEA位置づけ、定義、コンセプトをより説明してほしい」
「参加型年表の発行に期待」
「日本の現状をより大規模に紹介する展覧会を希望」など

アンケート結果


Q1
Q2
Q3                                                                                               

アンケート回答者の属性


F1
F2
F3
F4














































| |

Socially Engaged Art 展 終了のお知らせ

『ソーシャリー・エンゲイジド・アート展:社会を動かすアートの新潮流』は終了いたしました。会期中は多くのみなさまにご来場いただきまして誠にありがとうございました。
みなさまにお答えいただいたアンケートは現在集計中です。集計終了後、結果をWEBにて公開いたします。また展示のSEA年表は追記いただいたみなさまの声を反映し、更に充実した年表へと完成させたいと思っておりますのでご期待ください。

Photo by Haruhiko Muda

Photo by Haruhiko Muda

| |

『ソーシャリー・エンゲイジド・アート展:社会を動かすアートの新潮流』を開催します!!

sociallyengagedart
会期:2017年2月18日(土)〜3月5日(日)
開館時間:11:00〜20:00 (最終入場19:00)
休館日:なし
会場:アーツ千代田3331
観覧料:一般・大学院生1000円/大学生・中高生500円(要学生証)/小学生以下無料

​http://sea2017.seaexhibition.site/

近年、アートの新しい潮流として注目されている「ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)」は、現実社会に積極的に関わり、人びととの対話や協働のプロセスを通じて、何らかの社会変革(ソーシャル・チェンジ)をもたらそうとするアーティストの活動の総称です。本展では、とくに3・11以降顕著となった、社会への関わりを強く意識した日本人アーティストの活動に注目し、アイ・ウェイウェイ、ペドロ・レイエス、パーク・フィクションなど海外の代表的な作家やプロジェクトとともに紹介。東京を舞台に5つのプロジェクトも実施します。日本で初めての本格的なSEAの展覧会としてご期待ください。


アーティスト[プロジェクト・イン・Tokyo]


ペドロ・レイエス《銃をシャベルに》
2008年に始まった本プロジェクトは、発砲事件の絶えないメキシコの町で銃を回収し、鋳物工場でシャベルに加工して木を植え、展示する。本展では、港区笄小学校の4年生が1/2成人式で校庭に木を植える。

ママリアン・ダイビング・リフレックス/ ダレン・オドネル《子どもたちによるヘアカット》
子どもたちがプロの美容師から講習を受け、美容室で大人の客に無料のヘアカットを行う。大人と子どもの力関係を逆転させ、子どもの能力を見直すきっかけを提供する。東京では、足立区の「東京未来大学こどもみらい園、みらいフリースクール」で学ぶ子どもたちを中心に、東京ビューティーアート専門学校で研修を受けた子どもたちが、ヘアカットに挑戦。 ただ今、ヘアカットを希望するお客様の予約とヘアカットに挑戦する子どもたちも若干名募集しています!

西尾美也《Self Select: Migrants in Tokyo》
東京で暮らす海外からの移住者が、見ず知らずの通行人と衣服を交換する様子を映像に収めた後、展覧会場で自分の「服」を製作する。〈移住者〉と〈わたしたち〉の境界、ひいては〈移民〉について問いを投げかける。森美術館で開催中のラーニングプログラム「私たちは学んでいる:美術館と実験的なアート・ラーニングのこれから」に出演します。2月16日(木)18:30-20:00 詳細と申込みはこちらから。

明日少女隊《Believe -私は知ってる-》
2017年1月から国会で審議される刑法(性犯罪)の改正に向けたプロジェクト。紙製マスクに一般の人々から性暴力反対のメッセージを集め、そのマスクを装着して国会前などでパフォーマンスを行う。2月26日(日)13:00~17:00 、アーツ千代田3331 B105室にて「ビリーブ・トーク&ウォーク」を開催します!出演:明日少女隊、ちゃぶ台返し女子アクション、怒れる女子会

ミリメーター《URBANING UNIV.》
都市を「私の場所」にする実践者の養成を目指した1泊2日のラーニング・プログラム。議論や体験カリキュラムを通して誰もが参加できる小さな都市計画の方法を探り、そこから〈都市空間〉と〈私〉の関わりを考える。詳しくは、URBANING_Uウェブサイトをご覧ください。


アーティスト[会場にて展示]


アイ・ウェイウェイ
スザンヌ・レイシー 
フィフス・シーズン
パーク・フィクション/マルギット・ツェンキ/クリストフ・シェーファー 
プロジェクト・ロウ・ハウス
高川和也 
丹羽良徳 
藤元明 
山田健二



フライヤー(PDF)のダウンロード

プレスリリース(PDF)のダウンロード


本展レクチャー・シリーズ[参加アーティストによる連続トーク]


2月18日(土)14:00〜16:00
ペドロ・レイエス「アートと武装解除:《銃をシャベルに》の背景」

会場   アーツ千代田3331 (1階 ギャラリーB)
定員   20名(先着順 事前申し込み不要) ※通訳付き
参加費  無料(メインギャラリーの展覧会を鑑賞される方は、入場券が必要です)

フライヤー(PDF)のダウンロード



2月19日(日)14:00〜16:00
パーク・フィクション+藤元明+笠置秀紀(ミリメーター)「都市=わたしたちの場所」

会場   アーツ千代田3331 (1階 ギャラリーB / 1F, Gallery B)
定員   50名(先着順 事前申し込み不要) ※通訳付き
参加費  500円(メインギャラリーの展覧会を鑑賞される方は、入場券が必要です)

フライヤー(PDF)のダウンロード



2月24日(金)19:00〜21:00
ダレン・オドネル(ママリアン・ダイビング・リフレックス)「社会の鍼治療」

会場   アーツ千代田3331 (1階 コミュニティスペース)
定員   50名(先着順 事前申し込み不要) ※通訳付き
参加費  500円(メインギャラリーの展覧会を鑑賞される方は、入場券が必要です)

フライヤー(PDF)のダウンロード



3月2 日 (木)19:00〜21:30
フィフス・シーズン「​​オランダの精神施設内のAIR:精神と創造性への挑戦」

登壇者:エスターフォセン (フィス・シーズン ディレクター/キュレーター)+ウィルコ・タネブライヤー(精神科医/アムステルダム​​市メンタルヘス部局​​医療長)+岡田 聡(精神科医/​​アートコレクタ)+アーカス・プロジェクト


会場:アーツ千代田3331 ※開催時間に変更の可能性があります。

 

関連イベント


2月13日(月)10:00〜18:00
森美術館国際シンポジウム 「現代美術館は、新しい『学び』の場となり得るか? エデュケーションからラーニングへ」
会場:アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階) ※2月14日より森美術館と各機関が連携し、アートと社会について考える「ラーニングウィーク」を開催(詳細は森美術館のwebサイト参照)


2月20日(月)19:00~21:00
ローカルな人々の知恵 「下からの」都市計画(仮題) マルギット・ツェンキ&クリストフ・シェーファー(パーク・フィクション)+佐藤慎也
会場:東京ドイツ文化センター 1階ホール


2月22日(水)19:00〜21:00
「ヒストリオグラファーとしてのアーティスト? : 記憶、忘却、物語」
モデレーター:崔 敬華 登壇アーティスト:藤井 光、山田 健二、山本 浩貴、横谷奈歩 会場:アーツ千代田3331 メインギャラリー 主催:nap gallery


2月26日(日)13:00~17:00
「ビリーブ・トーク&ウォーク」明日少女隊、ちゃぶ台返し女子アクション、怒れる女子会
会場:アーツ千代田3331 B105室


2月26日(日)17:30~19:00 (先着20名、要予約)
ギャラリートーク&セッション「アイ・ウェイウェイの新作《ライフジャケットの輪》とその背景」
講師:片岡真実(森美術館チーフキュレイター) インタビュア:村尾信尚(ニュースZEROメインキャスター) 会場:アーツ千代田3331

フライヤー(PDF)のダウンロード






| |

【SEA展レクチャー・シリーズ】
「精神と創造性の挑戦:オランダ フィフス・シーズンの取り組み」

SEAtalk0302 FS_image
フィフス・シーズンは、精神科医療施設「アルトレヒト」の広大な敷地内に、アーティストのスタジオ・ハウスを持つアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラム。精神医療と社会の間のギャップを埋めることを目的に1998年設立され、これまでに100人以上が滞在した。特別な環境の中で、アーティストは1シーズン(3か月)滞在し、患者やスタッフとも交流し、作品を制作する。2015年、オランダ医療界の権威ある「エリザベス・ヴァン・シュトリンゲン賞」を受賞。トークセッションでは、フィフス・シーズンのディレクターでありキュレーションの責任者であるフォセン氏が、プログラムの特色とその目的を語る。また、姉妹プロジェクトとして2014年、ニューヨークの精神病院で開始した「ビューティフル・ディストレス」の設立者タウネブライヤー氏により、このAIRの展望、精神疾患と芸術の関係性について語って頂く。日本からは長年精神科医として、精神疾患と向き合いつつ、アートコレクターとして芸術と密接な関わりを築いてこられた岡田氏と、日本のAIRプログラムを代表する茨城県守谷市のARCUS Projectの石井氏に登壇頂く。「精神」と「アート」を軸として、オランダ対日本という視点でなく、4者の経験とそれぞれの視点から本テーマを深めていく。

「 精神と創造性の挑戦:オランダ フィフス・シーズンの取り組み」
登壇者:エスター・フォセン / ウイルコ・タウネブライヤー / 岡田聡 / 石井瑞穂
“Activities of the Fifth Season: Artist in Residence Program in Psychiatric Institution”
Speakers: Esther Vossen / Wilco Tuinebreijer / Satoshi Okada / Mizuho Ishii
3月2日(木)19:00〜21:30
会場   アーツ千代田3331 (1階 コミュ二ティスペース)
定員   50名(先着順 事前申し込み不要) ※通訳付き|通訳:池田哲
参加費  500円(メインギャラリーの展覧会を鑑賞される方は、入場券が必要です)


|出演者紹介|
エスター・フォセン| Esther Vossen
フィフス・シーズン ディレクター/キュレーター。オランダ・コーポレートアート協会(VBCN)の理事およびモンドリアン財団の委員を務める。ジャーナリズムを学び、オランダ国立放送(VPRO)の番組制作者として働く。その後、アート・アカデミーとアムステルダム大学で美術史を学ぶ。 1998年以来、アペル・アーツ・センター、オランダ国立博物館の精神医学部門、Dolhuys博物館などの美術機関においてプロジェクトマネージャーおよびキュレーターとして働く。

ウィルコ・タウネブライヤー|Wilco Tuinebreijer
ビューティフル・ディストレス設立者&理事長/精神科医。アムステルダム市公共健康局メンタルヘルス部にて医療長として従事する。

岡田 聡| Satoshi Okada
Villa Magical2014代表/精神科医。1958 年富山県生まれ。精神科医を本業としながら、30代の頃より日本の若手作家を中心に現代美術作品のコレクションをはじめる。展覧会へのコレクションの出品のほか、自ら展覧会の企画などもおこなう。またアートバー(TRAUMARIS)やギャラリー(MAGIC ROOM?、magical、ARTROOM)の運営、Ustreamでのアート番組の配信や自ら参加するアートパフォーマンス集団「どくろ興業」での活動を経て、近年は湘南Villa Magical2014を拠点に活動。

石井端穂|Mizuho Ishii
アーカスプロジェクト コーディネーター。千葉県生まれ。2002年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻修了。03-04年ポーラ美術振興財団在外研修員として東南アジア各国のオルタナティヴスペースを調査。07-08年、アーティスト主導のAIRを運営。アーカスプロジェクトでは在学中よりボランティアとして携わり、12年よりコーディネーターとしてレジデンスプログラムや地域プログラムの企画運営を務める。現在は主にアーカイブ事業を担当。

フライヤー(PDF)のダウンロード


『ソーシャリー・エンゲイジド・アート展:社会を動かすアートの新潮流』

| |