インフォーマル レクチャー Vol.8

IFレクチャーの8回目は、日本における環境アートの草分け的存在として、環境、平和、教育などに及ぶ広域な活動を推進しているアーティスト、池田一さんにお話を伺います。
池田さんは、「制御の困難な“水”という媒体を使い、全く新しい言語を創り出している」といわれ、世界各地で、地球環境問題、特に水と強く結びついたアートプロジェクトを実現し、その活動は広くIKEDA WATERとして知られてい ます。それは社会と自然のシステムにおける、新しいパースペクティブの必要性を提案し、水を通じての環境意識の変革をめざす実験的な活動であり、その横断的な協働によって、アートという領域を社会参加へのプロセスとして解放する実践ともいえるでしょう。
このトークでは、池田さん独自の表現言語である「Water’s-Eye」(水瞰図)の具体的な意味・役割を、デリーでのパブリック・エコアート展、鹿児島での花渡川アートプロジェクト、閉鎖された都市河川・芝川(川口)での活動などを中心とする最近の活動から紹介していただきます。
なお、池田さんのトークに先立ち環境アートの活動全般についてショートトーク(15分程度)を行います。

『 Water’s‐Eye −最近の活動からー』
10月29日(木) 18:30〜20:00
トーク: 池田 一 (Ichi Ikeda) アーティスト

 

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