2010.1.28 「A&Sインフォーマルレクチャー」2010年第1回の開催をお知らせ。
2010.1.23 PUBLIC ART Magazine Vol.2 が完成しました
2010.1.23 Public Art Review 41号 刊行 



A&Sインフォーマル レクチャー

『A&Sインフォーマル・レクチャー』を月1回のペースで開催いたします。 社会状況が大きく変化していく現在、都市や地域,そして人びとにとってアートはどのような関係を結んでいくのでしょうか?A&Sでは、 最前線で活躍するさまざまなゲストをお迎えし、インフォーマルな雰囲気のなかで話を聞き、話をする会を設けていく予定です。

A&Sインフォーマル レクチャー 第11弾開催

photo
IFレクチャーの11回目にあたる本講は、東京工業大学大学院にて景観学・都市空間デザイン分野の研究を行なっている安丸尚登さんにお話を伺います。
安丸さんは、社会企業家養成プログラムの一環で、昨年9月にニューヨークを拠点とする非営利まちづくり組織PPS(Project For Public Spaces)に短期間インターンとして参加し、 米国にて昨今取り組まれているユニークなまちづくりを体験してきました。
このトークでは、コミュニティを主体の公共空間づくりを促す調査や公園や広場、交通施設などの運用計画など35年の実績をもつPPSの活動の紹介を中心に、 チェルシー地区の鉄道高架跡地を遊歩道パークに転換した『ハイライン』プロジェクトや、ブロンクス地区の大通り街路樹を使ったアートプロジェクト『ツリー・ミュージアム』など、 ニューヨークで現在進行中の文化芸術プロジェクトに関する新たな取り組みについて紹介していただきます。

『場づくりとアートのソリューション −N.Y.での体験を通して−』
2月10日(水) 18:30〜20:00
トーク: 安丸 尚登(Naoto Yasumaru)

会場:アート&ソサイエティ神田事務所
予 約: info@art-society.com(先着順)
参加費: 1,000円(各回) ※ワンドリンク付き


A&Sインフォーマル レクチャー 第10弾開催

photo
「A&Sインフォーマルレクチャー」第10講の開催をお知らせいたします。
今回は、先月まで文化庁研修制度により3ヵ月間オランダに滞在し、パブリックスペースにおけるアート活動の調査をなさってきた露口典子さんにお話を伺います。
露口さんは、これまで行政や民間企業にたいし文化環境のプロデュースを行い、またユニークな視点からアートを捉えた美術展を企画・運営してこられました。
トークでは、滞在先の芸術団体SKORの活動や役割、オランダのパブリックスペースに関する考え方やアートプロジェクトへの取り組み、一般の人たちのアートへの反応などについて、滞在体験80日間の凝縮された体験から語っていただきます。

『オランダでの80日間見聞録』芸術組織とアートプロジェクトの報告を中心に
12月21日(月) 18:30〜20:30
トーク: 露口 典子(文化環境プロデューサー)

会場:アート&ソサイエティ神田事務所


A&Sインフォーマル レクチャー 第9弾開催

photo
アート&ソサイエティ第9回レクチャーのご案内をいたします。
IFレクチャーの9回目は、文化人類学・民族学研究に応用される映像撮影技法の研究者、平野大さんにお話を伺います。
平野さんは、渡仏後、映画監督であり文化人類学者のジャン・ルーシュ(1993年国際平和賞受賞)と出会いました。
民族学研究のための映画を定成させたのが、マルセル=モースに師事していたジャン・ルーシュ。 平野さんは彼が提唱した映像を人類学に応用するAnthropologie visuelleを継承し、「技術の記録」について研究を進め現在に至ります。 映像は時間の流れを記録できるメディア。映像を使うことによって、さまざまな技術の過程を詳細に研究することができます。 技術に関する詳細な研究を可能にする映像を撮影するために、技術の撮影には撮影者の身体性を研ぎ澄まし、身体を開放していかなければなりません。
今回のレクチャーでは、平野さんの研究テーマである「技術の記録と身体性」について実例をもとに解説していただきます。 記録するための身体技法とはどのようなものか、また、多様な文化の伝承のための撮影技法のありかたとは。 平野さんの研究は、映像撮影技法について私たちに新しい視座を与えてくれるでしょう。(監事/深町浩祥)

『技術の記録と身体性』
11月26日(木) 19:00〜20:30
トーク: 平野 大(Hirano Dai)  ESMOD TOKYO専任講師

芸術学博士(パリ十大学)
会場:アート&ソサイエティ神田事務所


A&Sインフォーマル レクチャー 第8弾開催

photo
アート&ソサイエティ第8回レクチャーのご案内をいたします。
IFレクチャーの8回目は、日本における環境アートの草分け的存在として、環境、平和、教育などに及ぶ広域な活動を推進しているアーティスト、池田一さんにお話を伺います。
池田さんは、「制御の困難な“水”という媒体を使い、全く新しい言語を創り出している」といわれ、世界各地で、地球環境問題、特に水と強く結びついたアートプロジェクトを実現し、その活動は広くIKEDA WATERとして知られてい ます。それは社会と自然のシステムにおける、新しいパースペクティブの必要性を提案し、水を通じての環境意識の変革をめざす実験的な活動であり、その横断的な協働によって、アートという領域を社会参加へのプロセスとして解放する実践ともいえるでしょう。
このトークでは、池田さん独自の表現言語である「Water’s-Eye」(水瞰図)の具体的な意味・役割を、デリーでのパブリック・エコアート展、鹿児島での花渡川アートプロジェクト、閉鎖された都市河川・芝川(川口)での活動などを中心とする最近の活動から紹介していただきます。
 なお、池田さんのトークに先立ち環境アートの活動全般についてショートトーク(15分程度)を行います。
 (by:清水裕子 A&S副代表理事)

『 Water’s‐Eye −最近の活動からー』
10月29日(木) 18:30〜20:00
トーク: 池田 一 (Ichi Ikeda) アーティスト

会場:アート&ソサイエティ神田事務所


A&Sインフォーマル レクチャー 第7弾開催

photo
「A&Sインフォーマルレクチャー」第7回の開催をお知らせいたします。
IFレクチャーの7回目は、夏休み企画ということで、2009年・2008年における『全米パブリックアート・ノミネート・プロジェクトを見てみよう!会』を開催いたします。
皆さまと共にビールを片手に、「これはいいかも!こりゃーひどい!」などと厳しく且つ和やかに、この2年間につくられたアメリカでのパブリックアートを鑑賞したいと思います。ナビゲーションはA&Sの工藤安代が勤めます。いつものA&Sレクチャーとは一味違い、さらにインフォーマル度の高いレクチャーとなること間違いなしの会、パブリックアートにご興味をお持ちの皆さまのお越しをお待ちいたしております。

『2008-2009年:アメリカ・パブリックアートの報告』
8月26日(水) 18:30〜20:00 
 トーク: 工藤 安代 (A&S代表理事)
会場:アート&ソサイエティ神田事務所
予 約: info@art-society.com (先着順)
参加費: 1,000円(各回) ※ワンドリンク付き




A&Sインフォーマル レクチャー 第6弾開催

photo
アート&ソサイエティ第5回レクチャーのご案内をいたします。
今回は、慶應義塾大学准教授であり、デザインエンジニアとして活躍している田中浩也さんにお話しを伺います。
田中さんは、久原真人氏とともにデザイン・エンジニアリング・ユニット『tEnt』を結成後、先端的なテクノロジーを用いながら、環境をテーマとしたインスタレーション作品を発表しつづけています。『tEnt』の活動は、建築分野では当たり前とされる、「場所性・気候・風土・地域・土地」への視点をメディアアート分野に取り込んでいく試みといえます。それは、建築領域で有効な概念をメディアアートに取り入れていく実験的活動であり、テクノロジー、メディアアート、パブリックアート、建築、都市が混淆する脱領域でのハイブリッドな表現活動だといえるでしょう。
このトークでは、『アルスエレクトロニカ』にて2007年より新設された最も新しいカテゴリである「Hybrid Art」に関するお話を中心に、田中さんが今考える創造活動の構想についてお話をじっくり伺いたいと思います。

『アルスエレクトロニカ "ハイブリッド・アート"を通じて 』
7月16日(木) 19:00〜20:30
トーク: 田中浩也 (慶應義塾大学准教授) 
会場:アート&ソサイエティ神田事務所
予 約: info@art-society.com (先着順)
参加費: 1,000円(各回) ※ワンドリンク付き


A&Sインフォーマル レクチャー 第5弾開催

photo
アート&ソサイエティ第5回レクチャーのご案内をいたします。
今回は、美術家の岩井成昭さんをお招きしてお話をうかがいます。
近年、コミュニティーの調査をベースに作品制作を行なっている岩井さんは、 現在、東南アジア3カ国に取材する長期プロジェクトを進めています。 プロジェクトでは、「コミュニティー」、ひいては社会の組成要素としての「家族」をめぐる さまざまなディティールを映像化する試みが行われます。
今回のIFレクチャーでは、このプロジェクトの中間報告を中心に、 東南アジア各地の生活をアーティストの視点で語っていただきます。

『不随意の共同体・現代家族 』
5月26日(火) 18:30〜20:00
トーク: 岩井成昭 (Iwai Shigeaki) 
会 場:アート&ソサイエティ神田事務所 


A&Sインフォーマル レクチャー 第4弾開催

photo
「A&Sインフォーマルレクチャー」第4弾の開催をお知らせ致します。
IFレクチャーの4回目は、慶應義塾大学教授の熊倉敬聡さんを お招きしてお話をうかがいます。
⇒詳細はここをクリックしてください。

『 “もう一つの”Art of livingを求めて
―フランス、ユーラシア、インド、そして瞑想― 』

4月24日(金) 18:30〜20:30
トーク: 熊倉 敬聡 (Takaaki Kumakura) 慶應義塾大学教授

会場:プロジェクトスペースKANDADA
http://www.commandN.net




『アートによる"パブリック・インターヴェンション(介入)"』
1月23日(金) 19:00〜20:30 
トーク: 森 弘浩 (Hiroharu Mori)

『アート・リテラシー:表現するオーディエンスのために』
2月7日(土) 15:00〜17:00
トーク: 津田広志(Hiroshi Tsuda) アートエディター



アート&ソサイエティは『Public Art Review』誌と提携し、海外情報の日本発信しています。

Public Art Review 』は、パブリックアートを専門に扱った全米唯一のマガジン。1989年に創刊以来、年間2回のペースで、パブリックアートの新潮流や批評記事、最近のアートプロジェクトについて紹介している。都市や建築、グラフィック、マルチメディアなどを含めたパブリックアートに関係した情報を掲載し、美術評論家はもとより、アーティスト、行政者、研究者など多方面からパブリックアートを考え続ける専門誌。

購入希望の方は、氏名・連絡先・希望部数を明記の上info@art-society.comにご連絡ください。


Public Art Review 38
『Public Art Review』 41号 刊行 
"Public Art 2.0: Media, Technology & Community in the Interactive City"


パブリックアートの最新動向として、ハイテクノロジーによるアート表現に注目した特集:Public Art 2.0: Media。 パブリックスペースにおいてアーティストがテクノロジーを駆使し、いかに表現の可能性にチャレンジしているかを紹介する。 インターネットを使用したアートによるネットワーク形成やGPSを活用して地域のサービスを向上させた作品、巨大LEDスクリーンに マルチプロジェクションを行なう作品など。その他、イリノイ州のパブリックアート政策やポートランド、フェニックス、テル・アヴィブ等のプロジェクトを掲載。

A4、107頁 定価1,700円


Public Art Review 38
『Public Art Review』 "Here to Stay: Public Art and Sustainability"

20周年特別号。テーマは“サスティナビリティ(持続可能性)”
今日、パブリックアートにおいてサスティナブルとはいかなる意味なのか?
評論家、キュレーター、アーティスト、行政担当者などから50以上の寄稿を掲載。

主な寄稿者20名:
Patricia Phillips / Seyed Alavi / Lance Fung / Jerry Allen / Peter Kramer / Lucy Lippard / Judy Baca / David Abram / Cathey Billian / Mary Altman / Brad Goldberg / Deborah Karasov / Gregory Sale / Janet Echelman / Margaret Bruning / Mel Chin / Steve Dietz / Suzanne Lacy / Jeffrey Kastner / Liesel Fenner

A4、98頁 定価1,700円




Public Art Review 38
『Public Art Review』 "Between Urban and Rural:public art & suburbia"

A4、98頁 定価1,700円


Back Issues(1,200円) ISSUE 031 Foreign Affairs
ISSUE 032 Plan Ahead
ISSUE 033 Muralism
ISSUE 034 Art on Campus
ISSUE 035 Suggested Reading
ISSUE 036 Mutifaceted Lens: Photography + Public Art
ISSUE 037 The Present State(1,700円)特集:イギリス,アイルランド,スコットランド,ウェールズのパブリックアートの現状
ISSUE 038 New Collaborations(1,700円)


Public Art Magazine 2号 完成!

Public Art Magazine 01
『Public Art Magazine』 Vol.2

特集:建築・都市・ランドスケープデザインとアートの横断領域
由本みどり、小杉浩久、大野博史、池田一、北川貴好、等

インタビュー:アンドレア・ジッテル(アーティスト)、西野達(アーティスト)
リポート:「東京アートポイント計画」、「ソウル市の都市デザイン政策」、「中之条ビエンナーレ」、「別府現代芸術フェスティバル」、「堂島ビエンナーレ」、「水都大阪2009」等
その他海外・国内プロジェクト・レビュー、Bookレビュー等

36頁、オールカラー、定価800円

購入希望の方は、氏名・連絡先・希望部数を明記の上info@art-society.comにご連絡ください。


【創刊号】2008年9月発売

Public Art Magazine 01
『Public Art Magazine』創刊号

・特集 「地域再生とアート」:多様な挑戦<日本・ヨーロッパ・アメリカ>
・インタビュー
・国内・海外プロジェクト・レビュー
・Public Art Reviewマガジンからの提携記事
・レポート メルボルン市「Laneway Commissions」小川愛
「コミュニケーション・アート講座」BankArt Scoolでの実践 岩井成昭
・論考 熊倉敬聡
 A4,30頁 定価500円 


日本初のパブリックアート専門マガジン発行!!

Public Art Magazine
この度、アート&ソサエティは専門誌『パブリックアート・マガジン』を発行しました。

世界の多様な都市でおこなわれているパブリックアートに関する研究を目的とした『アート&ソサイエティ』は、設立から現在まで、6年余り研究活動をおこなってまいりました。このたび、活動の範囲を広め、より多くの方々とパブリックアートについて考えたいという主旨から、『Public Art Magazine』という雑誌を発行する運びとなりました。

『Public Art Magazine』では、最新の国内と諸外国での事例を紹介し、グローバルかつローカルでもある視点をもったユニークなアーティストの活動をとりあげ、海外のパブリックアートの実践者からの寄稿など、現在世界で議論されているライブな話題を掲載していきたいと思います。また、連携関係にあるアメリカの『Public Art Review』誌からのトッピックスやレビューを一部翻訳し紹介していく予定です。

※皆さまからのご意見、ご感想などお待ちしております。
  今後の編集にご意見を反映し、さらに充実させていきたいと思います。
  (アンケートへ)


※マガジンご希望の方は、ご住所・お名前を明記の上
  info@art-society.com までお申し込み下さい。

アート&ソサイエティ一同




研究会に参加するメンバーが関わり、リサーチした内容をご紹介しています。
詳細内容についてさらにご興味をお持ちの方は、メールにてお問い合わせください。

The articles shown below are either taken part or researched by our members.
If you have any questions, please inquire by sending us an email.

(C) 2002 ART & SOCIETY. All rights reserved.