
『11の涙』は9・11同時多発テロで亡くなったアメリカン・エクスプレスの職員を悼んでつくられたメモリアル。
11面にカットされた600ポンドのクリスタル(ブラジル産)が天井からの11本の長さ35フィートのケーブルで吊るされている。このクリスタルは、巨大な涙を象徴しているという。床は11面体の黒御影による石盤になっており、それぞれの縁の表面には、犠牲になった一人ひとりの名前と、生前の特色を表わす5つの言葉やフレーズが刻まれている。天井から水滴がそれらの言葉の上に静かに滴る。
近くには11名のプロフィールが記されたサインパネルも掲示されている。
作者のケン・スミスは、この作品で、空と地上、天国と地球のメタファーとして、天井と床をつなぎ合わせたかったという。
| アーティスト | Ken Smith |
|---|---|
| アーティスト(日本語) | ケン・スミス |
| ジャンル(建築家、ランドスケープなど) | ランドスケープアーキテクト |
| 場所(国) | アメリカ |
| 場所(原語) | Express Tower, Battery Park, NY |
| 完成年 | 2003 |
| 施主・主催 | Battery Park City Authority |
| 関係団体(共催、後援、助成、協賛、協力) | |
| 資金源 | |
| 資金源(その他の場合) | |
| 予算規模(円) | |
| 外部リンク | http://www.batteryparkcity.org/Visit/World-Financial-Center.php |
| タグ(地域、テーマ) | アメリカ, メモリアル |














