2025年6月28日、日本大学芸術学部江古田キャンパスを会場として開催された日本映像アーキビスト協会(JAMIA)のアニュアルイベント「JAM2025 ~JAMIA Annual Meeting~ 映像アーカイブの“今”を語り合う」に参加しました。
デジタル映像の保存について技術的・概念的に理解を深めるガイダンスから始まり、改めて映像アーカイブにおける最先端の保存のトピックに対する理解を深めることができました。
日本各地から集まったフィルム・アーカイブ機関の活動報告とそれに続くディスカッションでは、各地域の貴重な映像記録をその土地で保存していくことの意義と、相互のネットワークの可能性を感じることができた重要な時間でした。
またセッションの合間で開催されたライトニングトークでは、全国各地で取り組まれている、規模もさまざまな映像アーカイブの実践についての多くの発表を聞くことができました。どの活動もたいへん興味深く、アート・プロジェクトでは映像記録が重視されるように、私たちの活動にとっても刺激になる内容でした。
会場では、全国から集まった研究者やアーカイブ実践者の方々と交流を深めることができ、とても有意義なイベントでした。
イベントの概要は、JAMIAウェブサイトでまとめられていますので、ご興味ある方はご覧ください。
https://www.jamia.jp/2025/05/12/jam2025-jamia-annual-meeting/
[P+ARCHIVEディテクター井出]