大人の寄り道ワークショップ ー 自分のロゴをD.I.Y(Vol.2)ー

6月に開催した自分のオリジナルロゴをつくるワークショップの第2弾を開催します。

ロゴといえば、一般的には組織や事業、店舗などに使われていますが、その既成概念を取り外し、個人やグループのためのオリジナルロゴマークを考案します。
今回のワークショップは「名前」をテーマに自分のオリジナル「ロゴ」をデザインします。自分の名前にじっくり向き合い、そこに隠された意味や形をプロのクリエイターと共に探ってみませんか?
柔軟な発想を持つことがますます重要となる現在、自身の中に眠るクリエイティビティを目覚めさせ、自分を表す「パーソナルなロゴマーク」作りが体験できるワークショップです。

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概要

場 所:amu
東京都渋谷区恵比寿西1-17-2
アクセス>http://www.a-m-u.jp/access/
日 程:2016年9月29日(木)
時 間:19:00〜21:30
講 師:志喜屋徹
定 員:14名
参加費: 2,000円(材料費込み)

内 容:自分のロゴをD.I.Y

ロゴの基本的な考え方や制作のプロセスについて解説後、ワークショップに入ります。名前を使ったオリジナルのロゴを講師の実演を参考ににどんどんスケッチしていきます。講師からのアドバイスをもらいながらロゴの完成へ。完成後は、講師から一人ひとりの作品へコメントが寄せられ、ロゴの展開法や活用法についても触れます。主 催:amu + 特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター

お申込み/お問い合せ先

amu(amuのウェブサイトよりお申込みください。)
東京都渋谷区恵比寿西1-17-2
tel: 03-5725-0145
email:info@art-society.com

アーティスト プロフィール

志喜屋

志喜屋 徹(Akira Shikiya)

兼業造形アーティスト 沖縄県生まれ1991年 沖縄県立芸術大学卒業 1993年 東京藝術大学大学院修士課程修了1996年 東京藝術大学大学院博士課程満期退学
広告会社電通でアート・ディレクターとしての仕事をしながら、六本木や横浜、香港、シンガポール、ロサンゼルスなどで展覧会や表現活動を行う。日常生活の中で価値のない消費物として扱われるモノたちを、ちょっと視点を変え、モノから機能性を消し、「モノが持っている別の能力」を発見することで、アートへと変貌させる。世の中の情報や常識とは関係なく、個人の内面にある「もともと知っている力」を発見出来れば、ありきたりな日常も、生き方も変化すると考えるアーティストであり、生活においての「プチ革命家」である。
http://akirashikiya.com/

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大人の寄り道ワークショップ— 自分のロゴをD.I.Y —を終えて

企業やブランド、商品やプロジェクトを表すための「ロゴマーク」は私たちの生活風景に溢れています。このワークショップでは、そのようなロゴマークに対する既成概念を取り外し、生活者としての「自分」を表すためのオリジナルなロゴ制作を体験しました。

プロジェクト名:大人の寄り道ワークショップ:自分のロゴをD.I.Y
アーティスト: 志喜屋徹
ワークショップ:2016年6月7日、14日(全二日間)
開催場所:amu

二日間にわたるワークショップの会場は恵比寿の「amu」。立地の良さからは想像できないほど、緑豊かで開放的な空間での開催となりました。
参加者には事前に自分を表す一言を考えてきてもらいました。「性格診断が好きな考える人」「思ったら吉日系アートLOVER」「アナログクリエーター」など、趣味や嗜好を盛り込んだ一言を自己紹介と共に発表してもらうことからワークショップがスタート。
講師は造形アーティストでありながら、広告会社でアート・ディレクターを勤める兼業造形アーティストの志喜屋氏。ロゴについての基本的な考え方、ロゴタイプとシンボルマークについての違い、シンボルマークの事例を個々のエピソードを交えながら分かりやすく紹介してもらいました。イントロダクションの最後には「自分ロゴ」の考え方についての解説があり、参加者は説明に聞き入りながら「自分ロゴ」のイメージを膨らませていました。

講師によるイントロダクション。ロゴの基本的な考え方、ロゴの事例紹介、制作のプロセスなどを解説。

講師によるイントロダクション。ロゴの基本的な考え方、ロゴの事例紹介、制作のプロセスなどを解説。

企業のシンボルマークはその企業が持っている商品やサービスなど様々なイメージを一つのカタチに集約、象徴したもの。個人のロゴの場合も同様で、その人が持っている人格や趣味など多様なイメージを一つのカタチに集約、象徴したものと言えます。まず自分のことを深く理解し、同時に、他人から見られている自分の印象を探り、それらをいかにカタチに落とし込むか。自分を探る上でも鍵となる、質問シートに答えていきました。

4)	質問シートに基づき、ペア同士で互いにインタビューを実施した。

4) 質問シートに基づき、ペア同士で互いにインタビューを実施した。

質問シートに答えることで、自分自身を振り返る時間が持て、パートナーからのアドバイスにより新たな自分の一面を発見するきっかけになりました。「自分ロゴ」を考える手掛かりとして、パートナーとのコミュニケーションや参加者全員によるディスカッションは大変有効に働き、自ずとクリエイティビティーが高まることが証明されました。
インタビューシートを見ながら自問自答。キーワードを基に頭に浮かんだ文字や図を描き出す。

インタビューシートを見ながら自問自答。キーワードを基に頭に浮かんだ文字や図を描き出す。

今回のワークショップのもう一つの売りが、現役のクリエイターである講師との対話でした。参加者が自由に描いたラフスケッチや質問票から、プロのクリエイターだからこそできるアドバイスをもらい、自分の中に眠る感性を目覚めさせ、二日間のワークショップの最後には、参加者全員が唯一無二の「自分ロゴ」を完成させました。

講師が参加者一人ひとりに丁寧にアドバイス。

講師が参加者一人ひとりに丁寧にアドバイス。

各々好きな画材を使って、着色。イメージが膨らむ。

各々好きな画材を使って、着色。イメージが膨らむ。

持ち帰ったデザインをパソコンで加工。まるでプロが作ったような仕上がりに。名前の明日香の漢字「日」「月」「禾」から発想したロゴ。

持ち帰ったデザインをパソコンで加工。まるでプロが作ったような仕上がりに。名前の明日香の漢字「日」「月」「禾」から発想したロゴ。


頭の中に描いたアイディアや発想をいかに人に伝わるカタチに落としこむか。その難しさを実感するとともに、少しだけ視点を変えることで豊かな発想が生まれる面白さを体感することができました。今回のワークショップでの「自分ロゴ」の制作過程や考え方が、違う分野においても自分流を発見するヒントとなれば幸いです。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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大人の寄り道ワークショップーー自分のロゴをD.I.Y(全2日間)

ロゴといえば、一般的には組織や事業、店舗などに使われていますが、その既成概念を取り外し、個人やグループのためのロゴマークを考案するワークショップを開催します。
自分自身を表す「ロゴ」をデザインし、オリジナルで唯一無二な「ロゴ」をつくる。そのプロセスは、自分が大切にしていることや価値観を改めて見つめ直し、確認することへとつながります。
柔軟な発想を持つことがますます重要となる現在、自身の中に眠るクリエイティビティを目覚めさせ、自分を表す「パーソナルなロゴマーク」作りを体験してみませんか。

ロゴの一例(©Akira Shikiya )

ロゴの一例(©Akira Shikiya )

概要

場 所:amu
    東京都渋谷区恵比寿西1-17-2
    アクセス>http://www.a-m-u.jp/access/
日 程:2016年6月7日(火)・14日(火)
時 間:19:00〜21:30
講 師:志喜屋徹
定 員:14名
参加費:6,000円(税込、全2回参加、材料費込み)

内 容:自分のロゴをD.I.Y

《1日目》 ロゴの基本的な考え方や制作のプロセスについて解説後、ワークショップに入ります。ペアワークを通じてイメージを 膨らませ、ロゴの元となる「自分を表す」要素をどんどんスケッチしていきます。
《2日目》 1日目のアイディアスケッチをブラッシュアップし、ロゴを仕上げます。完成後は、講師から一人ひとりの作品へコメントが寄せられ、ロゴの展開法や活用法についても触れます。

持ち物:趣味でやっていることや好きなこと、もの、その写真や雑誌の切り抜きなどを、ワークショップ1日目にご持参ください。会場には鉛筆、サインペン、カラーペンの用意がございますが、その他の着色材料(色鉛筆やクレヨン)をご希望の方はご持参ください。
その他:自分自身を一言で表すようなキャッチコピーなどを考えて来てください。
例)「超文科系山ガール」「コーヒーにこだわるカメラ女子」「映画とジャズをこよなく愛するランナー」

主 催:amu + 特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター

お申込み/お問い合せ先

amu(amuのウェブサイトよりお申込みください。)
東京都渋谷区恵比寿西1-17-2
tel: 03-5725-0145
email:info@art-society.com

アーティスト プロフィール

志喜屋

志喜屋 徹(Akira Shikiya)

兼業造形アーティスト 沖縄県生まれ1991年 沖縄県立芸術大学卒業 1993年 東京藝術大学大学院修士課程修了1996年 東京藝術大学大学院博士課程満期退学
広告会社電通でアート・ディレクターとしての仕事をしながら、六本木や横浜、香港、シンガポール、ロサンゼルスなどで展覧会や表現活動を行う。日常生活の中で価値のない消費物として扱われるモノたちを、ちょっと視点を変え、モノから機能性を消し、「モノが持っている別の能力」を発見することで、アートへと変貌させる。世の中の情報や常識とは関係なく、個人の内面にある「もともと知っている力」を発見出来れば、ありきたりな日常も、生き方も変化すると考えるアーティストであり、生活においての「プチ革命家」である。
http://akirashikiya.com/

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「MS&ADみんなの地球プロジェクト」ロゴマーク制作プロジェクト
 — グランプリ受賞作品の発表 —

グループ社員4万人が1票を投じる「MS&ADみんなの地球プロジェクト」のロゴマークコンペティション。約一ヶ月に渡るWEB投票期間を終え、グランプリ受賞作品がついに決定しました。

グランプリ受賞作品
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グランプリを受賞したのはA案の「地球の未来をみんなでつくる」です。まずは制作者の喜びの声を紹介します。「この度は、栄えある賞をいただきまして、誠にありがとうございます。ご担当者の方と打ち合わせする中ですぐ頭に思い浮かんだのが「地球の未来をみんなでつくる」というコンセプト。
シンボルマークはパズルの世界地図をベースに制作。一人ひとりが行動することが大事だということ。最後のピースを人型にすることで、一人ひとりのエコ活動の大事さ、みんなで未来の地球をつくることを表現しました。
今後、地球の未来のための社会づくりの一助となれば幸いです。 」

A案は投票前に開催された講評会と審査会でもひときわ推す声が多かった作品です。受賞のコメントにもあるように、オレンジ色の人型パズルピースに込めた、「一人ひとりの力が世界を変えるのだ」というデザイナーの想いが、プロジェクトを推進するスタッフや支援する社員の共感を呼び、グランプリ受賞へと繋がったのではないでしょうか。

最終選考に残った2作品
最終選考に残りながら、僅差で受賞を逃したのがB案「愛らしいキャラクターが人を地球を結ぶ“エコ親善大使”」とC案「MS&ADが自然環境をつくっていく」です。

B案は親しみやすいキャラクターを前面に押し出した、楽しいロゴマークです。ロゴタイプ「みんなの地球」には人を表現した書体を使用するなど遊び心を感じさせます。

C案は、社名のアルファベット(MS AD)を組み合わせて、自然と人を表現したダイナミックな作品です。色もあえてコーポレートカラーの一色のみで抑えることで、要素の多い構成をすっきりと仕上げています。

namiki2
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sekigawa
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A&Sが推薦した3名のクリエイター
グランプリ受賞作品A案と作品B案を考案したのがクリエイターの並木学さん。おむすび(omsb)という一風変わった社名のデザイン会社の代表であり、飲食、不動産、官公庁など幅広いジャンルの販売促進に関わる制作を手掛けています。ポスターやチラシはもとより、CI・VIも得意とする、今回起用した3名の中では最も実績のあるクリエーターです。http://omsb.info/

作品C案をデザインしたのがアーティストの関川航平さんです。現在、大分県別府市の「清島アパート」に滞在しており、BEPPU PROJECTに参加しています。コンペにも遠方からの参加となりました。アーティストとして幅広いジャンルで作品を発表し続ける傍ら、自身の展覧会のポスターやチラシ、ロゴタイプなども手掛けるなど多彩な才能を持ったアーティストです。http://ksekigawa0528.wix.com/sekigawa-works

最後に、最終選考の3案には惜しくも残ることができませんでしたが、果敢に挑戦してくれたクリエイター宇佐美窓里さんを紹介します。普段は待ち受け画面や販促バナー、ゲームアプリのデザイン制作を担当。今回推薦したクリエーターの中で唯一の女性です。最年少ということもあり、期待される中で、シンプルだけど一度見たら忘れない、記憶に残る作品を仕上げてくれました。

usamiall

NPO法人アート&ソサイエティ研究センターのミッションの一つに、若手クリエイターの支援があります。今回はクリエイターと企業を結ぶ一助を担いましたが、推薦した3名が、今回のコンペをステップに、さらに活躍の場を広げて行くことを願っています。また、ロゴマークのテーマが「環境・社会貢献活動」であること、グループ社員によるWEB投票でグランプリを決定する参加型プロセスであることにも注目しました。地域や社会的課題に社員一人ひとりが向き合い参加する「MS&ADみんなの地球プロジェクト」。グランプリを受賞したロゴマークが、地域との深まりや社員同士の結び付きを高める象徴として、大きく育つことを期待しています。

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「MS&ADみんなの地球プロジェクト」ロゴマーク制作プロジェクト進行中

 若手デザイナーを起用した、社員参加型で決定するロゴマークのデザインコンペが進行中です。第1フェーズの「MS&ADみんなの地球プロジェクト」グループ各社の事務局メンバーによる審査会を終え、全グループ社員による最終投票に向けて、準備を進めています。

 今回募集したのはMS&ADインシュアランス グループが推進する「MS&ADみんなの地球プロジェクト」のロゴマーク。MS&ADインシュアランス グループの社員一人ひとりが、全国の拠点で地域のニーズに合わせた環境・社会貢献活動を実施し、課題解決に向けての取り組みを行っています。活動を推進するために策定したマネジメントシステムが「MS&ADみんなの地球プロジェクト」です。プロジェクトの更なる社内的認知度の向上を目指し、またMS&ADグループ融和のシンボルとして、若手デザイナーを起用したロゴマーク制作コンペを実施することになりました。

 NPO法人アート&ソサイエティ研究センターは若手アーティストやデザイナーを支援することをミッションの一つとして掲げています。これまでも自治体や民間企業と連携して芸術文化プロジェクトに若手アーティストを起用してきました。そんな実績といままで培ったネットワークから、「MS&ADみんなの地球プロジェクト」に起用する若手デザイナーの選定を任され、複数名を推薦。候補者の中から選ばれた3名のデザイナーが、ロゴマークコンペに挑みました。約2ヶ月の制作期間を経て、提案されたのは、デザイナー3名が各々の持ち味を発揮したバラエティに富む9作品でした。

応募作品の一部。自然環境を意識したデザインが目立った。

応募作品の一部。自然環境を意識したデザインが目立った。

事務局長による審査会。協議、投票の前にロゴマークの選定における留意点について説明する。

事務局メンバーによる審査会。協議、投票の前にロゴマークの選定における留意点について説明する。

各ロゴマークの説明を終え、パネルを並べて比較しながら細部を確認。

各ロゴマークの説明を終え、パネルを並べて比較しながら細部を確認。


 全グループ社員による最終投票に先立ち、9月17日に「MS&ADみんなの地球プロジェクト」グループ各社の事務局メンバーによる審査会が開催されました。ここで社員投票に掛けられる最終案3案が決定します。「誰に向けて」「どのような用途で」「どんな目的をもって」使用するロゴマークになるのか。主観や感覚だけに任せて選ぶのではなく、各ロゴマークが持つ主張やコンセプトを加味し、独自性や類似性、媒体に掲載する際の注意点などさまざまな角度から活発な意見が交わされました。「MS&ADみんなの地球プロジェクト」がどんなロゴマークであればより社内で認知され、活動が浸透するのか。審査会に参加したメンバー一人ひとりが作品と向き合い、迷いながらも、自分が推すロゴマークに票を投じ、投票の結果、最終案3案が決定しました。
 
 いよいよ10月7日からグループ社員4万人による投票が社内のWEBサイトを活用して1カ月にわたり展開されます。3案のうち、はたしてどのロゴマークがグランプリに選ばれるのか?グランプリに決定した作品は本WEBサイトでも公開しますので、ご期待ください!

応募作品を前に和やかな雰囲気の中、率直な意見交換が行われた。

応募作品を前に和やかな雰囲気の中、率直な意見交換が行われた。

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お茶の水アート・プロジェクション “Tea Corner”
 ー 映像アーティスト 瀧 健太郎 ー

お茶の水駅前ビル壁面に映像アートが登場!
A&Sではアーティスト瀧健太郎氏をお招きして、今年の秋もお茶の水アートピクニックに参加します。
今回はアーティストが「お茶の水アートピクニック」エリアを歩いた印象をもとに制作された映像作品が、
秋の夕刻のひととき、商店街のビルの壁をスクリーンに投影されます。乞うご期待!

アーティストスケッチ

企画案 by Kentaro Taki

概要

アーティスト:瀧 健太郎

開催場所:お茶の水茗渓通り商店街 瀬川ビルディング東側壁面
   (一階は丸善書店、JRお茶の水駅 聖橋口よりすぐ)
日  程:2015年10月9日(金)・10日(土)
時  間:夕方日没後 17:30~20:30投影予定 ※小雨決行

企画運営:第12回お茶の水アートピクニック実行委員会、NPO法人アート&ソサイエティ研究センター
主  催:お茶の水茗渓通り会
協  力:株式会社昌平不動産総合研究所
     お茶の水サンクレール
     レモン画翠

oap_logo

フライヤー(PDF)のダウンロード

お問い合せ先

特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター
Email: info@art-society.com

アーティスト プロフィール

瀧 健太郎 (Kentaro Taki)

1973年大阪生まれ。武蔵野美術大学大学院映像コース修了。2002年文化庁派遣芸術家研修員、2003年ポーラ美術振興財団の研修員として、ドイツ・カールスルーエ造形専科大でメディアアートを学ぶ。コラージュやカットアップの手法を多用し、メディアや都市空間が体系的に持つ記号・ 暗号・慣例・コードを読み違えて、書き換えを行なうようなビデオアート作品を手掛けている。
国内展、海外展でパフォーマンス、上映多数。受賞多数。シンポジウム、レクチャー など多数参加。教育活動として武蔵野美術大学建築学科・映像学科非常勤講師、目白大学メディア表現学科非常勤講師。
www.takiscope.jp
www.vctokyo.org

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神田明神“LOVE 結びアート”奉納プロジェクトとは?
What is the art project “Ties of Love” that we are offering to Kanda Myōjin?


©SORA Synesthetic Design Studio+Takuya Yokoyama

縁結びで知られ、1300 年の伝統をもつ東京「神田明神(神田神社)」に、現代アーティストが制作した『Heart』を展示するプロジェクトです。

■プロジェクトの背景

2015 年 2 月 2 日〜3 月 14 日、東京、御茶ノ水の公共スペース、お茶の水サンクレールにおいて、アート&ソサイエティ研究センター企画のアート作品『ハート・ライト・ゴーランド』が展示されました。バレンタインデーとホワイトデーを意識して「LOVE」、「ハート」をテーマに、造形アーティスト志喜屋徹のアイディアのもと、新井敦夫の五感演出プロデュースにより行われたプロジェクトです。

トランプで立体的につくられた数体の動物オブジェを包み込むように、約2.3m の大きさのライン状の LED 照明で「ハート型フレーム」が出来ています。 『ハート ・ライト・ ゴーランド』は、アーティストの造形だけで完成という訳ではありません。そのフレームは、メッセージなどが結びつけられるようになっていて、一般の参加者が、大切な人に向けた「愛」や「想い」をハートマークのトランプに書き、結びつけていくことで完成する、参加型のアート作品でした。
現代アートでありながら、おみくじや絵馬を結びつけるという日本的な風習にのっとったスタイルは、一般の方も参加しやすく、みるみるうちに大量のカードが結びつけられて、期間終了時には、1500 枚を超える、「愛」や「想い」が込められた、メッセージカードが集まり、このプロジェクトは大盛況のうちに終了しました。「ずっと、やっていて欲しかった。」と、残念がる人の声も上がるほどでした。
しかし、一時的なプロジェクトであったため、期間終了した現在、作品はそのスペースから撤去され、廃棄処分されることになります。

「ハート型フレーム」の処分を名残惜しんで、なんとか人びとに愛された作品を地元の縁につなげていけないものか、五感プロデューサーの新井は、プロジェクトの開始時にお参りしていた「神田明神」に、終了後、祈願達成の報告のため再度お参りしたときです。「ここ、神田明神に奉納したら、どうだろう?」 と、ふと思い立ちました。まさに、インスピレーションを受けた瞬間です。
 
一方、アート&ソサイエティの工藤は、一般の方々から集まった、大切な人へ の様々な「愛」や「想い」が綴られた「メッセージカード」を読んでいるうち に心を動かされ、この気持ちを、なんとかしてあげたいと考えはじめました。 そして、人びとが自分たちの思いを託すものとしてアートをとらえる姿をみて、 社会との関係性を築けたことを強く実感していました。
そんな気持ちをもったまま、2人は相談し、意気投合。「神田明神への奉納」の アイディアを造形アーティストの志喜屋に相談すると、「今回の作品を考えるとき、『メッセージカード』は『絵馬』から、『ハート型フレーム』は『おみくじや、絵馬を結びつける場所』から、まさに、神社からのインスピレーションを受けてたんです!」と志喜屋もまた意気投合しました。「その『神社への奉納』 が、実現出来れば、みんなの『愛』や『想い』を集める、神社の新しいシンボルになる!」「個人的、一時的な現代アートの表現を越えて、日本伝統の文脈にのっとった、普遍的、恒久的な文化の発展にも繋がるような気がする!」と期待も大きく膨らんでいきました。

その後、早速、お茶の水駅前商店街の会長や商工会議所の方々にご協力いただき、神田明神の権禰宜である長沢隆光さんに、サンクレールまで『ハート・ライト・ゴーランド』の展示を見に来て頂く運びになりました。長沢権禰宜さんは、すぐに大変気にいり、神田明神の大鳥居信史宮司にお話して頂いたところ、 即答で『ハート・ライト・ゴーランド』を貰い受けよう、という事になりました!移設に伴う運搬や LED ライトの設置費用、恒久的な作品にするための耐久処理や防水処理などのための費用として神田明神から準備金を頂き、その他にも地元企業さんの三井住友海上火災、東京商工会議所千代田支局からも寄付金を頂いています。

御茶の水駅に 1981 年建設された「新御茶の水ビルディング」の公開空地、サンクガーデンに展示した参加型アート作品を、地元の鎮守様であり、1,300 年の歴史を持つ神田明神に奉納することは、“作って、壊し、捨てる”、というこれまでの街づくりのあり方と相反するものです。“地元でつくられ、それを地元につなげる”、これがこのプロジェクトが生み出した価値だと考えます。今後の展望として、この作品が、「恋愛成就祈願」の新しいシンボルとして、“LOVE 結びアート”となり、末永く、親しんでもらえるものになってほしいと思っています。そして、日本国内だけではなく、「COOL JAPAN」を代表する現代アートと、伝統文化をつなぐ表現のひとつとして、海外にも発信できるような新名所となるよう願っています。

プロジェクト・メンバー一同
志喜屋徹、新井敦夫、高木潤、松本大輔
アート&ソサイエティ研究センター 工藤安代
奉納式制作関係者集合写真

≪本体寸法≫約 2300W×約 2300H×2300D
≪仕様≫フレーム/スチール防錆塗装仕上げ
照明/フルカラーLED ライト
(防水仕様)+樹脂製特殊導光棒、
調光コントローラー付属
<1,500 枚の「LOVE メッセージ」がハートマークのトランプに書き込まれ、作品に結ばれた>

These are the ties of love at the 1300-year old Kanda Myōjin, which modern artists have represented as a Heart.

The Background of the Project

From Feb. 2 –March 14, at the public space at Saint Clair in Ochanomizu, the artwork Heart Light Go-Round, planned by the Art & Society Research Center, was displayed. It was based on an idea of artists, Shikiya Akira and Arai Atsuo of Five Senses Productions concerning love and the heart on Valentine’s Day and White Day(the day following Valentine’s Day when girls give boys white chocolate) .
A 2.3 meter frame composed of LED lights and wrapped in a number of animal-like objects made of playing cards was called the “heart frame.” As a temporary work of art, the artist did not think of it as a finished work. People participating in the event tied messages on it concerning their love or thoughts for important people in their lives. These were written on playing cards of the heart suit. Only then was it a finished work.

While it was a piece of contemporary art, it relied on the Japanese traditions of fortunes and ema (the pictures of horses offered to shrines in prayer or thanks), making it easy for Japanese bystanders to participate. As they looked at it, they wrote their own hopes and concerns on the playing cards that they tied on the frame. When it was finished, we had over 1500 cards on it expressing people’s love and thoughts about others. The project was a great success and many people felt sad that it could not continue.

However, the work was only temporary, and when the project ended it would have to be removed from the site and disposed of. We felt great reluctance to dispose of the “Heart-Frame,” and wondered if we could somehow preserve its relation with the people of the local area who loved it. Arai, the producer of Five Senses had gone to Kanda Myōjin when the project began, and when the project concluded, he went again to report on how prayers had been offered. He suddenly thought, “Could we offer it to Kanda Myōjin?”
Kudō of Arts and Society had been deeply moved by reading the messages about love and thoughts about others that had been written on the playing cards and wanted to do something with them. She felt strongly about the way in which people had entrusted their thoughts as art and related to society.

The two discussed their feelings and found that they were in agreement, and then went to discuss giving the work to Kanda Myōjin with the plastic artist Shikiya. He responded, saying, “When I thought of the project, the message cards seemed like ema and the heart-shaped frame was also like ema or the fortunes one obtained at shrines. So from the beginning I found inspiration at shrines. If we succeed in offering it to the shrine, it will become a new symbol at the shrine for collecting people’s love and dreams.”
“This goes beyond an individual or temporary expression of contemporary art because it draws upon the context of Japanese traditions. I feel that it connects with universal and eternal expressions of culture.” We then went to speak with the president of the organization for the shops in front of Ochanomizu Station and to the conference of commercial and industrial organizations and obtained their cooperation. The provisional suppliant priest Nagasawa Takamitsu liked it immediately.

We collected funds to transport it to its new location and install the LED lights. To make it a permanent installation it must be protected from water damage. We have received inititial funds from Kanda Myōjin, the local branch of Mitsui-Sumitomo Insurance Company, and the Chiyoda Branch of the Tokyo Chamber of Commerce and Industry.

In 1981 , the Shin Ocha no Mizu Building with a sunken garden was established as a public space with art as a guardian deity for the area. By offering this to Kanda Myōjin with a 1300 year history, we are rejecting the usual course of making something and then destroying or throwing it away. We see the value of this project in it being a “locally made object with ties to the local area.” This will be a symbol of prayers for love for the future. We think it will represent a modern view of “Cool Japan” that is connected to traditional culture. We hope that it will become famous place that sends a message of love to foreign countries.

Project Members
Akira Shikiya, Atsuo Arai, Jun Takagi, Daishuke, Matsumoto
Yasuyo Kudo  Art & Society Research Center

Measurements 2300 cm wide x 2300 cm high x 2300 cm. deep

The frame was steel, coated with anti-rust paint
LED full-color lights with a resin-coated special pole, a light-sensor.
1500 playing cards with the heart suit with messages completed the work

ハート緑web

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公開空地プロジェクト2015 “Heart Light Go-round”
(バレンタイン&ホワイトデー♥プロジェクト)に関するアンケート調査

対 象:お茶の水サンクレール 各店舗(下記参照)
実施日:2015 年 2 月 27 日(金)14:00〜16:00
調査員:特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センター


Q1 プロジェクトに参加したか(メッセージを書いたか)?

参加した 2
参加しなかった 16

Q1 プロジェクトに参加したか (メッセージを書いたか)

Q1 プロジェクトに参加したか (メッセージを書いたか)

►参加しなかった理由
1 参加の仕方が分からない 1
2 プロジェクトを知らない 0
3 興味、関心がない 4
4 その他 11

参加しなかった理由

参加しなかった理由

►その他の内容(複数回答可)
1 設置場所の問題 4
2 お客様向け 3
3 忙しい、時間がない 3
4 顧客の年齢にないものだから 1
5 女性がターゲットだから 1

その他の内容

その他の内容

Q2 プロジェクトの感想

1 とてもよかった 5
2 よかった 9
3 ふつう 3
4 あまりよくない 1
5 全く良くない 0

プロジェクトの感想

プロジェクトの感想

►具体的な感想(複数回答可)
1 珍しい、ユニーク、斬新、独特など 7
2 きれい、良い 3
3 暗い、地味 3
4 人が集まる 5
5 景色が変わる、変化がある 5
6 その他 8

具体的な感想

具体的な感想

その他の意見
参加に抵抗ある、違う階にもあると良い、キャプションが小さい、びっくりした、何をや っているか分からなかった、壁面作品の影が良かった等。

Q3 印象に残った作品について 〔 P)ポジティブ N)ネガティブ M)中間意見 〕

1.ハートフレーム

照明の演出
P)光っているのに驚いた。シーズンらしくてかわいい・きれい・夜がすご くきれい。若い人が写真に撮っていた。なんとなく良い(2)。夜はあった 方が良い。色を時間で変えると目でも楽しめる。きれい。ものが良いのに 人がよらないのはもったいない。 N)暗くて印象に残らない。地味で派手さに欠ける。気づかなかった、知ら なかった。もっと照明を当てると良い、明るいと良い。インパクトが小さ く、印象が強くない。 M)夜は見ていない。水色の照明の方が雰囲気に合う
ハートフレームの形
P)分かりやすい(2)。良い(9)。オブジェとして良い。バレンタインに合っていた(2)。斬新で新鮮・立体的で良い。かわいい。ハートっぽくないのが良い。グループ対象なのかと思ったが1人で参加した人もいた。
トランプのオブジェ
P)・動物でかわいい。トランプでかわいい。女子ウケに良い。トランプで こういう形ができるのだとびっくり。子どもが喜んでいた。分かりやすそ うだった。すごいと思った。今までにないタイプで、光っている感じが良 い。クマが良い。
N)何か分からなかった、分かりづらい(3)。気づかなかった(2)。知らなかった(2)。ちょっとスケールが小さい。光っている部分が暗い。
M)トランプの色をピンク色にすれば良い。雨に濡れたらどうなるのか気に なった。
メッセージカード
愛がテーマなのにこれで捨てるのはもったいない。

2.通路の釣りオブジェ『光をもとめて』で好きなものは 3 作品のどれか?
1 薬店前 5
2 肉の万世前 5
3 誠寿司前 0
4 無回答 8

通路の釣りオブジェ 『光をもとめて』

通路の釣りオブジェ 『光をもとめて』

無回答の理由
いい感じだった。店舗内の全体的にあると良い。大きさが小さく、さらに端に展示されていたため、千代田線へ続く出入り口付近の方が良い。同じ作品だとマンネリ化するので一週間ごとに作品を変えたらどうか。トランプがぶら下がってい た印象だけ感じた。ハートのオブジェの方が印象的だった。1 番には気がついた。見ていない。
1番が好きな理由
良いと思った。大きくて目立つ。高さがちょうど目線にあって良い。シンプルだ から。気になった。2,3 番側に普段は行かないので。怖い印象があった。
2番が好きな理由
照明がカラーで目に留まった。色があって良い(複数回答者)。バレンタインな のでピンクで明るいため。影が素敵。色と影がいい。
3番への意見
普段は行かない。

Q4 今後もこのようなプロジェクトを希望するか

はい:18/18 (100%)

理由
楽しくて飽きないから(2)。新顧客の獲得になるから。面白いから(2)。イベント感が あって良いから(2)。拍が付いている感じがするから。目印になるから。店内でもイベン ト(バレンタイン)の飾りをしているのでビルとしても一体感があると思うから。サンク レール商店街として盛り上がるから。周囲とのつながりになるから。
意見
ヨコのつながりを作りたい(2)。サンクレール商店街全員ができるものが良い(2)。明 るい雰囲気になるので大々的にとことんやってほしい(2)(インパクトがあると気になる 人が増える)。季節に合ったものが良い(2)。毎年同じものがあると定着されると思う(ク
リスマス=ツリー、バレンタイン=トランプ)。テーマを持たせると良い。一周回って作品 を展示するとビルの中が活気づくのではないか。もっと変わったものの方が良い。ヤング 向け(20~30 代)のものがいい。よく見て楽しめてテンションが上がるものが良い。ムー ドのあるものが良い。明るくて分かり易いものが良い。上のフロアにも飾ってあると良い。 店内から見える物が良い。秋のアートピクニックの時に明大生の作品があると(地域とつ ながりがあるので)良い。宣伝ぽくないギャラリー風になると良い。壁に絵の展示がほし い。壁を使うと良い。集客が増えるイベントが良い。出入口に展示してビル内に入るとよ くわかる物が良い。

解答店舗(あいうえお・ABC 順)
1.エクセルシオール 2.カフェ いしい 3.きりしまフラワーお茶の水店 4.げんない 5.コージーコーナー 6.新お茶の水薬局 7.スープストック 8.バーガーキング 9.ビストロ・びぜん 10.水の和座 さわび 11.めがね・コンタクトの井上 12.リトルマーメイド 13.Amo’s style 14.Barbarプラド 15. Beauty Deli 16.Camis 17.Rots 18.Shop in

ご協力いただいた各店舗の皆様、ありがとうございました。

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公開空地2015”Heart Light Go-round”の『ハートフレーム』と
1500枚の『メッセージカード』が神田明神に、奉納されました!

公開空地2015”Heart Light Go-round”はバレンタインとホワイトデーのプロジェクトとして「Love」をテーマに展開されました。
LED照明で彩られたハートフレーム。その中で揺れるトランプのオブジェ。そこに参加者が各々の想いをトランプに綴り、愛する人へのメッセージカードとしてハートフレームに結ぶ。そんな参加者一人一人の想いと共に完成された”Heart Light Go-round”プロジェクトは3月14日のホワイトデーを最後に惜しまれつつ、終了しました。
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41日間、灯り続けたハートの光は、人々の記憶の中にも光跡を刻んだことでしょう。
そして、そのハートの光が、5月19日に1300年の歴史と伝統のある神田明神にて再び灯ります。
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「LOVE結び」のシンボルとなったハートフレームは、おみくじや絵馬を結ぶフレームとして、末永く親しんでもらえるよう、神田明神に恒久的に移設されました。
5月19日の奉納式の様子や奉納に至るまでのエピソードを綴ったレポートは後日、本HPにて公開する予定ですので、ご期待ください。
奉納されたハートフレームが「恋愛成就祈願」の新しいシンボルとして、「LOVEパワースポット」として、みなさまの想いを未来に結んでいけたらと願っております。

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公開空地プロジェクト2015 “Heart Light Go-round”
(バレンタイン&ホワイトデー♥プロジェクト)

2015年の公開空地プロジェクトは、2月バレンタインのテーマを反映し、「LOVE」をテーマとした作品が展開された。志喜屋徹による「トランプ」の立体作品が、東京御茶ノ水の公開空地(お茶の水サンクレール/地下1階サンクガーデン)、屋内の通路に展示された。プラスチック製トランプをハトメで留めていくことで、動物、テトラポット、星などといったさまざまな立体造形がつくられた。
バレンタインを意識した「ハート型のフレーム」は夜間LED照明の光が放たれ、その中に組み込まれたトランプ造形にも暖かい光が灯る。
作品には、「大切な人」に向けたメッセージが参加者によって結びつけられ、♥マークのトランプが日を追うごとに増えていく。

屋内外の作品全体を包むように、お茶の水をテーマとして作曲家高木潤が書き下ろしたサウンド、五感演出プロデューサーの新井敦夫により「光と音が響きあう環境」がつくられ、サイトスペシフィックな共感覚表現が実現された。あたかも細胞が自然に結合しながら増殖するように、多くの参加クリエイターの「ハート力」が重なっていくプロジェクトとなった。

アーティスト 志喜屋徹 Akira Shikiya 新井敦夫 Atsuo Arai 高木潤 Jun Takagi
日 時 2015年2月2日(月)- 3月14日(土)
公開空地 お茶の水サンクレール B1サンクガーデン広場
協 賛 日本出版販売株式会社
協 力 SORA Synesthetic Design Studio Lighting Roots Factory

OA全体web
「Heart Light Go-round」
志喜屋 徹 Akira Shikiya
五感演出プロデュース、音具演出:新井敦夫 Atsuo Arai
作曲:高木 潤 Jun Takagi
演出照明施工:Lighting Roots Factory

♥︎カード&オブジェアップ
 
ふだん、なんとなく思ってはいても「愛」ってなかなか上手く表現出来ない。
片思いの人や、恋人に対しての「愛」はわりと表現しやすいかもしれないが、友達や家族、兄弟、会社の上司や部下への「愛」だって、飼っている犬や猫、植物に対する「愛」だって、すべての生きとし生けるものへの「愛」がきっとあるはずだ。ただ上手く表現していないだけなんだと思う。
「愛」が気恥ずかしいなら、「愛情」とか「思いやり」でもいいかもしれない。一度、コトバにしてみてほしい。オモテに表してみてほしい。そうすれば、ハッキリと自覚したり、それを見た人にも伝わる何かが、きっとあるはずだ。
ここにあるトランプでつくられた動物たちには、♥のカードが入っていない。
あなたが♥のカードに誰かへの♥を込めたメッセージを書き結びつけることで完成するアート作品だからだ。いっぱいになればなるほど動物たちにも♥がこもり、誰かに♥を伝えてくれるかもしれない。新しい♥が芽生えるかもしれない。(志喜屋 徹)

OAオブジェ全体web
 
回転するように見えるハートの光の輪郭、いのちの鼓動・律動を表すオブジェたちの光、
新生児の時の記憶を思い起こさせるような、優しい音の響き、これらが、光のメリーゴーラウンドになり、来街者たちの思いを集めて、サンクガーデンで回り始める。
その光跡は、開催期間の41日間、お茶の水の街の一隅に「時の光の記憶」として刻まれていく。
41日間が過ぎた後も、訪れた人々の心の中で、その光はずっと回り続ける。
それは「ハート・ライト・ゴーランド(Heart Light Go-round)」となっていくだろう。(新井 敦夫)

<場の気分を生み出し、お茶の水サンクレールをひとつの空気感でつなぐ音>をコンセプトに、楽曲3曲を作・編曲しました。1曲は、「ありがとうの感じ」。バレンタイン&ホワイトデーに贈り物をする時の、『ありがとう』のやりとりの瞬間、贈った人ももらった人もニヤニヤしちゃう「あの感じ」を楽曲に込めました。1曲はこの場所周辺の雰囲気を曲にしました。ニコライ堂、聖橋、神田明神。ビルが建ち並ぶ中でも漂う澄んだ空気を込めています。もう1曲は、サンクガーデンの風の印象のサウンドスケッチ。風が渡り、行き交う人の頬に触れた瞬間、爽やかな風のリズムが生まれる、そんな印象を楽曲に込めました。志喜屋徹さんの作品とともに、この空気感を楽しんで頂けたら幸いです。(高木 潤)


2月14日深夜にライトプログラムをレッドからブルーのホワイトデーバージョンに更新。  
撮影:©Atsuo Arai

展示オブジェ
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「光を求めて Ⅰ. Ⅱ. Ⅲ」
志喜屋 徹 Akira Shikiya
五感演出プロデュース:新井敦夫 Atsuo Arai
作曲:高木 潤 Jun Takagi
演出照明施工:Lighting Roots Factory+光彩照明デザイン工房

アーティストプロフィール

shikiya photo志喜屋 徹 AKIRA SHIKIYA
兼業造形アーティスト 沖縄県生まれ 1991年 沖縄県立芸術大学卒業  1993年 東京藝術大学大学院修士課程修了  1996年 東京藝術大学大学院博士課程満期退学
広告という「世の中の人にモノゴトをどう伝えるか」を考え表現するサラリーマンとしての仕事をしながら、造形アーティストとして、六本木や横浜、香港、シンガポール、ロサンゼルスなどで展覧会や表現活動を行う。日常生活の中で当り前すぎて、関心を向けられない存在であったり、価値のない消費物として扱われるモノたちを、ちょっと視点を変え「モノが持っている別の能力」を(発見し、その力を)発揮させるコトによって、今まで見たコトのない、モノから機能性を消し、アートへと関心や注目を集めるモノに変貌させるコトを得意としている。世の中の情報や常識とは関係なく、個人の内面にある「もともと知っている力」を発見出来れば、ありきたりな日常も、生き方も変化すると考えるアーティストであり、生活においての「プチ革命家」である。

arai photo新井 敦夫 ATSUO ARAI
五感演出プロデューサー。1960年東京生まれ。音環境デザインのプランナー・プロデューサーを経て、音、光、香り等、五感の相乗効果を活かした環境演出・デザインや、ソーシャルアート等の企画・プロデュースに取り組んでいる。
東京メトロ南北線「発車サイン音」のデザイン・ディレクション等、実績多数。
「シネステティック・デザイン(五感にひびく『感覚の味わい』を生み出すアート&デザイン)」をテーマにした研究・創造活動組織「SORA Synesthetic Design Studio(SORA SDS)」代表。

takagi photo高木 潤 JUN TAKAGI
ギタリスト、作・編曲家、サウンドデザイナー。SORA SDSメンバー。
様々な映画、舞台、CM等の音楽、アーティストへの楽曲提供を手がける。
劇場公開映画「ムンクの叫び」、「たべんさい 広島ラーメン物語」(葉山陽一郎監督作品)の劇中音楽、サウンドデザインを担当。

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