Spirit Poles and Flying Pigs : Public Art and Cultural Democracy in American Communities

Erika Doss, Washington and London: Smithsonian Institution Press,1995

プロローグはロサンゼルス、リトル東京で実現されたバーバラ・クルガーによるパブリックアート・プロジェクトから始まり、4つのプロジェクトに関して美的側面から、受け入れる市民の目から、場の問題から、住民のアイデンティティの視点、政治的介入の観点から言及されている。
タイトルの”フライング・ピッグス”は、米国シンシナティで設置されたアンドリュー・レイシェスターによる作品から来ている。彼の羽がはえたブタの彫刻が巻き起こした一連の大論争を分析し、パブリックアートの社会的意義を問い、文化的必然性からおこるコミュニティの直接的参加が得られたときに、パブリックアートが大きな影響力を持つ点を指摘している。

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