ART & SOCIETY RESERCH CENTER

P+ARCHIVE

2018.05.31

[活動紹介]アーカスプロジェクトのアーカイブ構築

2015年度よりP+ARCHIVE事業でアーカスプロジェクトの活動資料を調査・整理するアーカイブ構築に取り組んでいます。当センターとアーカスプロジェクトは、これまでにもアーカイブについての課題を様々な活動において共有してきました。

2010年度には、アーカイブに関する人材育成講座「地域・社会に関わるアートアーカイブ・プロジェクト」のケーススタディとしてアーカススタジオのアーカイブ活動を取り上げ、「アート・アーカイブ・ガイドブックβ版」でも紹介しています。

2013年度には、「Archivist Networking Café(アーキビスト・ネットワーキングカフェ)」の第2回ゲストとして2011年度までディレクターを担当していた小田井真美さん、朝重龍太さん、志村春海さんに登壇いただきました。アーカスプロジェクトで取り組むアーカイブ構築の取り組みについてのトークの様子はレポートでも紹介しています。

2015年度には「インタビュー・プロジェクト」で朝重さん、石井瑞穂さんにさらに具体的な実践や課題に感じている点についてお話いただきました。ウェブサイトで前編・後編にわたって公開したインタビュー記事は、多くの方にお読みいただきました。

アーカイブに対する課題や意識を共有してきた経緯から、2015年度の後半から具体的にアーカイブ構築を目指した整備に向けたお話をいただきました。2015年度には実態調査を実施し、2016年度から3カ年計画で「アーカスアーカイブプロジェクト」を開始しました。こちらのウェブサイトでも、どのようにアーカイブ構築に取り組んでいるのか調査のプロセスを紹介していきます。