国際シンポジウム 地域・社会と関わる芸術文化活動のアーカイブに関する
グローバル・ネットワーキング・フォーラム|終了報告

「国際シンポジウム 地域・社会と関わる芸術文化活動のアーカイブに関するグローバル・ネットワーキング・フォーラム」は大勢の方にご参加いただき、無事終了しました。

シンポジウムについての概要はこちらをご覧ください。

アメリカ、韓国、ドイツ、そして日本から文化芸術活動のアーカイブの専門家の方々を招聘した国際シンポジウムが、2013年2月13日に国際交流基金 JFICホール「さくら」にて開催されました。

参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました!
また、シンポジウム開催に際して、多くの方々より多大なご支援をいただき、心より御礼申し上げます。

ディスカッションの様子

ディスカッションの様子


それぞれのスピーカーのトークセッション、そしてディスカッションと大変充実した内容となりました。
今後、今回の国際シンポジウムの内容をまとめた記録集を作成する予定です。
詳細は改めてお知らせいたしますので、当日ご参加いただけなかった方もどうぞご期待ください。

国際シンポジウム会場の様子

国際シンポジウム会場の様子



(写真:© Haruka Hirose)

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インフォーマル レクチャー Vol.12

われわれは今「公的な空間」をどこに求めればよいのでしょうか。アートを通じて国際的にパブリック・スペースの可能性を探ってきた2人のファシリテーターを迎え、パブリック・スペースの多元的な読みとき方に迫ります。

「パブリックスペース」と言えば、何を思い浮かべますか。 私たちの「公的な空間」とは、国・市に提供され、管理された場所を言うのでしょうか。それとも、ただの通行するための場所でしょうか。公園、駅、道路、ショッピングセンター、広場、カフェ、ホテル。あるいはインターネットのソーシャルスペースでしょうか? 今「パブリック」の領域は、広がっているのでしょうか、それとも反対に小さな「島」になっているのでしょうか。私たちは日常生活の中であまり意識せずに「パブリックスペース」に関わっていますが、実際、何の意味があるのでしょうか。

「パブリックスペース」とは、さまざまな人が共存し、さまざまな行為が行われ、多様で、多くの可能性を持っている場所です。「パブリックスペース」は政府などに作られたものではありません。私たちのそれぞれの行為、思い、想像力つまり広い意味での「アート」によって構築されています。
では、そのような場所で、私たち個人と個人は、交流・コラボを通してどのようなことができるでしょうか。

今回は、プレゼンテーションのあと、ご一緒に行うワークショップを通して、パブリックスペースの在り方、可能性、その未来を検証します。

『パブリックスペースはどこにある?』
2012年1月24日(火) 19:30~21:00(開場 19:00)

トーク:太田エマ(インディペンデントキュレーター)

山岡佐紀子(アーティスト)

【会場】amu
【共催】NPO法人アート&ソサイエティ研究センター/amu

 

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インフォーマル レクチャー Vol.11


レクチャー11回目講師の安丸さんは、社会企業家養成プログラムの一環で、昨年9月にニューヨークを拠点とする非営利まちづくり組織PPS(Project For Public Spaces)に短期間インターンとして参加し、米国にて昨今取り組まれているユニークなまちづくりを体験しました。
このトークでは、コミュニティを主体の公共空間づくりを促す調査や公園や広場、交通施設などの運用計画など35年の実績をもつPPSの活動の紹介を中心に、チェルシー地区の鉄道高架跡地を遊歩道パークに転換した『ハイライン』プロジェクトや、ブロンクス地区の大通り街路樹を使ったアートプロジェクト『ツリー・ミュージアム』など、ニューヨークで現在進行中の文化芸術プロジェクトに関する新たな取り組みについて紹介していただきます。

『場づくりとアートのソリューション −N.Y.での体験を通して−』
2月10日(水) 18:30〜20:00
トーク: 安丸 尚登(Naoto Yasumaru)

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インフォーマル レクチャー Vol.10


文化庁研修制度により3ヵ月間オランダに滞在し、パブリックスペースにおけるアート活動の調査をなさってきた露口典子さんにお話を伺います。
露口さんは、これまで行政や民間企業にたいし文化環境のプロデュースを行い、またユニークな視点からアートを捉えた美術展を企画・運営してこられました。
トークでは、滞在先の芸術団体SKORの活動や役割、オランダのパブリックスペースに関する考え方やアートプロジェクトへの取り組み、一般の人たちのアートへの反応などについて、滞在体験80日間の凝縮された体験から語っていただきます。

『オランダでの80日間見聞録』芸術組織とアートプロジェクトの報告を中心に

12月21日(月) 18:30〜20:30
トーク: 露口 典子(文化環境プロデューサー)

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インフォーマル レクチャー Vol.9


IFレクチャーの9回目は、文化人類学・民族学研究に応用される映像撮影技法の研究者、平野大さんにお話を伺います。
平野さんは、渡仏後、映画監督であり文化人類学者のジャン・ルーシュ(1993年国際平和賞受賞)と出会いました。
民族学研究のための映画を定成させたのが、マルセル=モースに師事していたジャン・ルーシュ。平野さんは彼が提唱した映像を人類学に応用するAnthropologie visuelleを継承し、「技術の記録」について研究を進め現在に至ります。映像は時間の流れを記録できるメディア。映像を使うことによって、さまざまな技術の過程を詳細に研究することができます。技術に関する詳細な研究を可能にする映像を撮影するために、技術の撮影には撮影者の身体性を研ぎ澄まし、身体を開放していかなければなりません。
今回のレクチャーでは、平野さんの研究テーマである「技術の記録と身体性」について実例をもとに解説していただきます。記録するための身体技法とはどのようなものか、また、多様な文化の伝承のための撮影技法のありかたとは。平野さんの研究は、映像撮影技法について私たちに新しい視座を与えてくれるでしょう。(監事/深町浩祥)

『技術の記録と身体性』

11月26日(木) 19:00〜20:30
トーク: 平野 大(Hirano Dai)  ESMOD TOKYO専任講師、芸術学博士(パリ十大学)

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インフォーマル レクチャー Vol.8


IFレクチャーの8回目は、日本における環境アートの草分け的存在として、環境、平和、教育などに及ぶ広域な活動を推進しているアーティスト、池田一さんにお話を伺います。
池田さんは、「制御の困難な“水”という媒体を使い、全く新しい言語を創り出している」といわれ、世界各地で、地球環境問題、特に水と強く結びついたアートプロジェクトを実現し、その活動は広くIKEDA WATERとして知られてい ます。それは社会と自然のシステムにおける、新しいパースペクティブの必要性を提案し、水を通じての環境意識の変革をめざす実験的な活動であり、その横断的な協働によって、アートという領域を社会参加へのプロセスとして解放する実践ともいえるでしょう。
このトークでは、池田さん独自の表現言語である「Water’s-Eye」(水瞰図)の具体的な意味・役割を、デリーでのパブリック・エコアート展、鹿児島での花渡川アートプロジェクト、閉鎖された都市河川・芝川(川口)での活動などを中心とする最近の活動から紹介していただきます。
なお、池田さんのトークに先立ち環境アートの活動全般についてショートトーク(15分程度)を行います。

『 Water’s‐Eye −最近の活動からー』
10月29日(木) 18:30〜20:00
トーク: 池田 一 (Ichi Ikeda) アーティスト

 

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インフォーマル レクチャー Vol.7


IFレクチャーの7回目は、夏休み企画ということで、2009年・2008年における『全米パブリックアート・ノミネート・プロジェクト』を報告します。
皆さまと共にビールを片手に、「これはいいかも!こりゃーひどい!」などと厳しく且つ和やかに、この2年間につくられたアメリカでのパブリックアートを鑑賞したいと思います。ナビゲーションはA&Sの工藤安代が勤めます。いつものA&Sレクチャーとは一味違い、さらにインフォーマル度の高いレクチャーとなること間違いなしの会、パブリックアートにご興味をお持ちの皆さまのお越しをお待ちいたしております。

『2008-2009年:アメリカ・パブリックアートの報告』

8月26日(水) 18:30〜20:00
トーク: 工藤 安代 (A&S代表理事)

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インフォーマル レクチャー Vol.6


IF レクチャーの第6回目は、慶應義塾大学准教授であり、デザインエンジニアとして活躍している田中浩也さんにお話しを伺います。
田中さんは、久原真人氏とともにデザイン・エンジニアリング・ユニット『tEnt』を経て、先端的なテクノロジーを用いながら、環境をテーマとしたインスタレーション作品を発表しつづけています。『tEnt』の活動は、建築分野では当たり前とされる、「場所性・気候・風土・地域・土地」への視点をメディアアート分野に取り込んでいく試みといえます。それは、建築領域で有効な概念をメディアアートに取り入れていく実験的活動であり、テクノロジー、メディアアート、パブリックアート、建築、都市が混淆する脱領域でのハイブリッドな表現活動だといえるでしょう。
このトークでは、『アルスエレクトロニカ』にて2007年より新設された最も新しいカテゴリである「Hybrid Art」に関するお話を中心に、田中さんが今考える創造活動の構想についてお話をじっくり伺いたいと思います。

『アルスエレクトロニカ “ハイブリッド・アート”を通じて 』
7月16日(木) 19:00〜20:30
トーク: 田中浩也 (慶應義塾大学准教授)
会場:アート&ソサイエティ神田事務所
予 約: info@art-society.com (先着順)
参加費: 1,000円(各回) ※ワンドリンク付き

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インフォーマル レクチャー Vol.5


IF レクチャーの第5回目は、美術家の岩井成昭さんをお招きしてお話をうかがいます。
近年、コミュニティの調査をベースに作品制作を行なっている岩井さんですが、東南アジア3カ国に取材する長期プロジェクトを進めています。 プロジェクトでは、「コミュニティ」、ひいては社会の組成要素としての「家族」をめぐる さまざまなディティールを映像化する試みが行われます。

今回のIFレクチャーでは、このプロジェクトの中間報告を中心に、 東南アジア各地の生活をアーティストの視点で語っていただきます。

『不随意の共同体・現代家族 』
5月26日(火) 18:30〜20:00
トーク: 岩井成昭 (Iwai Shigeaki)

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インフォーマル レクチャー Vol.4

IFレクチャーの4回目は、慶應義塾大学教授の熊倉敬聡さんを お招きしてお話をうかがいます。今回のレクチャーでは、熊倉氏が体験したユーラシア大陸横断、アーティスト・イン・レジデンス『silent shadows』への参加、ベトナム人禅僧ティク・ナット・ハンのPlum Villageでの滞在、インドでのヨガの修養などのお話を伺います。その映像を交えながら、熊倉氏が「“もう一つの”Art of living」と呼ぶものを探究していきたいと思います。

『 “もう一つの”Art of livingを求めて
—フランス、ユーラシア、インド、そして瞑想— 』
4月24日(金) 18:30〜20:30
トーク: 熊倉 敬聡 (Takaaki Kumakura) 慶應義塾大学教授

 

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