法人設立10周年記念シンポジウム
アート×ソサイエティ=リミットレス 〜アートと社会の新しい関係の可能性〜


アート&ソサイエティ研究センターは2009年のNPO法人化以降、社会に関わるアート活動を支援し、現代社会における人びとの創造的環境の充実に寄与することをミッションとして活動してまいりました。環境と持続可能性、経済格差、移民、高齢化、孤立と引きこもりなど、日本社会は数えきれない深刻な社会的課題に直面しています。そうした状況にたいし、アートはこれまでにない価値を社会に提供することができるのか?さまざまな限界や分断(国境や人種の違い)を乗り越え、新しい見解や感性を生み出すことができるのか?こうした問いをめぐり、当法人の設立10周年を記念して、これまでお世話になった方々をはじめ多くの皆さまと共に語り考える場としてシンポジウムを開催いたします。つきましては、この機会に弊法人が向かうべき今後の方向や活動についてご教示いただければ幸いです。
 なお、このイベントはこの度当法人が発行しました『ア・ブレイド・オブ・グラス日本語版』と『SEAラウンドトーク記録集—アーティストは今、ソーシャリー・エンゲイジド・アートをいかにとらえているのか?』の出版記念を兼ねて開催いたします。多くの皆さまのご参加をお待ちいたしております。

登壇者

細田 琢|Taku Hosoda|㈱デルフィス エシカルプロジェクト
『社会を変えるエシカル消費〜SDGsの前と後』
略歴|「他者の幸せに貢献する消費行動」を表す言葉としての「エシカル」に着目し、社内プロジェクトを設立。エシカルに向かうインサイトと、その認知・理解向上を目的に、調査研究や情報発信、コンサルを実施。著書:『エシカルを知らないあなたへ 産業能率大学出版部』、『ソーシャル・プロダクト・マーケティング(共著) 産業能率大学出版部』、『CSR検定3級公式テキスト(「エシカルなビジネス」章を執筆) 株式会社オルタナ』

鷲田めるろ|Meruro Washida|キュレーター
『社会と関わる美術:あいちトリエンナーレ2019の事例より』
略歴|1973年京都市生まれ、金沢市在住。東京大学大学院修士(文学)修了。
金沢21世紀美術館キュレーター(1999年から2018年)を経てフリーランス・キュレ
ーター。第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーター(2017年)。あいちトリエンナーレ2019キュレーター。瀬戸内国際芸術祭2019アーティスト選考アドバイザリーボード委員。金沢美術工芸大学客員教授。

モデレーター・司会
工藤安代|Yasuyo Kudo|A&S代表理事
清水裕子|Hiroko Shimizu|A&S副代表理事

開催概要

日時  2019年8月29日(木)
    シンポジウム 18:30-20:00
    懇親会 20:00-20:50
会場  シティラボ東京 東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン6階 京橋環境ステーション内 https://citylabtokyo.jp/access/
定員  50名 (先着順)
参加費 シンポジウム:3,000円(下記出版物2種謹呈) 懇親会:1,000円

フライヤー(PDF)のダウンロード

お申込み

下記のGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/Uwr2fvhzXjzQ3Yav7

主催:NPO法人アート&ソサイエティ研究センター

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