ART & SOCIETY RESERCH CENTER

P+ARCHIVE

2013.07.19

7月26日(金)第1回 Archives Kit Lab.

kitlab0726

7月26日(金)第1回 Archives Kit Lab
「アーカイブキット作りのキックオフ・イベント」

※終了しました。レポートを公開いたしました。

日 時:7月26日(金)19:30〜21:30
場 所:3331 Arts Chiyoda 3階 東京都文化発信プロジェクト室 ROOM 302
参加費:無料
定 員:20名程度
対象者:アートプロジェクト関係者や実践者、アートアーカイブに興味ある人
ゲスト:齋藤歩氏(編集者、学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻博士後期課程)

7月26日(金)に開催する第1回キットラボは、全体プログラムのキックオフとなるイベントとなります。
キット作りの方向性を考える基礎的なアイデア出しとして、ややインフォーマルな研究会として開催いたしますでお気軽にご参加ください。

※P+ARCHIVE2013年度プログラム「Art Project Archive Kit(アーカイブキット)」については
こちらをご覧ください。



内容
1. 齋藤氏によるトーク 
テーマ:「アートプロジェクトを“記録に残す”とはどういうことか?」
概要:出来事の連続であるアートプロジェクトを記録に残すことは本当に可能なのでしょうか? もし可能ならば、だれが、なにを対象として、どのタイミングで、どんな方法を適用すれば、過不足なく記録に残したといえるのでしょうか? 今回は、その可能性と方法をみなさんと一緒に考え、これから「アーカイブキット」を開発していくためのヒントとして、いくつかの事例をアーカイブズ学(Archival Science)に基づいて解説してみたいと思います。取り上げる事例は、『「3.11とアーティスト:進行形の記録」記録集』、『「ファッションは更新できるのか?会議」報告書』、建築記録(Architectural Records)管理の方法論などです。

2. P+ARCHIVEが昨年度から取り組んでいる「種は船」アーカイブプロジェクトの中間報告
概要:P+ARCHIVEで進行中の「種は船」アーカイブプロジェクトの中間報告。どのような作業を取り組んできたのか、アーカイビングのプロセスを振り返りながら、現在進行のアートプロジェクトにおけるアーカイビング実践の課題について考えます。

3. 参加者によるオープンディスカッション



お申込

お申し込みは締め切りました。



ゲストプロフィール
齋藤歩(さいとうあゆむ)/1979年生まれ。編集者。学習院大学アーカイブズ学専攻博士後期課程。女子美術大学非常勤講師。メディア・デザイン研究所にて書籍やウェブサイト等の企画と編集に従事。同社での担当=乾久美子『そっと建築をおいてみると』、難波和彦『建築の四層構造』、西沢立衛『西沢立衛建築設計事務所スタディ集』、佐藤淳『佐藤淳構造設計事務所のアイテム』、「『10+1』DATABASE」、「AIR_J(アーティスト・イン・レジデンス・ジャパン)」、『「3.11とアーティスト──進行形の記録」記録集』ほか。研究テーマは建築記録(Architectural Records)。