【SEA展レクチャー・シリーズ】
トーク・セッション「都市=わたしたちの場所」

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本展参加作家のなかから、実際の都市空間に深くコミットして活動するアーティスト3組によるトーク・セッション。
都市を自分たちの公共空間としていくための活動や戦いは世界中でおこっている。その手法は各国の都市計画事情や参加型の住民運動のあり方によって多様である。しかし、アーティストが自らの創造性をもって都市に介入しようとする意志は共有されている。このトーク・セッションでは、都市に深くコミットしてきた3組の本展参加アーティストがそれぞれのプロジェクトやその方法論について語り合い、公共空間の本来の意味について議論する。

トークセッション 「都市=わたしたちの場所」
登壇者:パーク・フィクション/マルギット・ツェンキ/クリストフ・シェーファー、藤元明、笠置秀紀
Talk Session – “City as Our Place”
Speakers: Park Fiction / Margit Czenki / Christoph Schäfer, Akira Fujimoto, Hidenori Kasagi (mi-ri meter)
2月19日(日)14:00〜16:00
会場   アーツ千代田3331 (1階メインギャラリーをツアー後、ギャラリーBにてトークセッション)
定員   50名(先着順 事前申し込み不要) ※通訳付き|通訳:池田哲
参加費  500円(メインギャラリーの展覧会を鑑賞される方は、入場券が必要です)


|出演者紹介|

パークフィクション/マルギット・ツェンキ/クリストフ・シェーファー
Park Fiction / Margit Czenki / Christoph Schäfer
1995年、ハンブルク(ドイツ)港湾地区に面した貧困地区ザンクト・パウリの開発計画 に反対してコミュニティ・プロシェクトを開始。住民による港湾委員会とアーティスト(クリストフ・シェーファー)、映像作家(マルギット・ツェンキ)か主導し、単なる抗議運動ではなく、住民とともに開発予定地を、ゲーム、ピクニックやフェスティバル、展示、集会などに利用し続けた。また “プランニング・キット”をつくり、近隣を回って、住民から要望を集め、実際の公園計画を作成。その結果、2005年、市は計画を断念し、彼らの公園が実現した。本展ではそのプロセスや手法の全貌を紹介する。現在も同地区で市民と分野横断的な専門家による開発事務所(Plan Bude)を運営している。

藤元明
Akira Fujimoto
1964年の東京オリンピックから50年以上経た今、2020年の東京オリンピックのみに注目されているが、過去の歴史から学ぶならば、私たちはさらにその先に目を向けるべきなのではないだろうか。そんな人々の意識の変容を促す簡潔なアイコンとして「2021」を提示し、社会現象を的確な視点で作品化する。 また、藤元が藤崎了一とともに2015年に発足した「ソノ アイダ」では都市の空き家や改築・立て直しの「その間」に、アーティスト達がその場所に新たな時間と空間を作り出す活動で、変化の渦中にある東京の街をアーティストやアクティビスト達のアクションの場に変えていこうという計画である。

ミリメーター/笠置秀紀
mi-ri meter
2000年、宮口明子と笠置秀紀によって活動開始した建築・デザインユニット。ミクロな視点と横断的な戦術で都市空間や公共空間に焦点を当てた活動を続ける。今回の「URBANING_U(アーバニング・ユー)都市の学校」は、私たち個人個人の都市空間、公共空間に対するリテラシー(読み解き能力)を醸成し、自らの手で空間を取り戻し、私たち(不特定多数)の場所を「私の場所」にすることを目的とした、ラーニング・プログラム。開校では「都市を血肉化せよ!」と題したプレスクールを開催。雑居ビルの屋上を拠点として、1泊2日の集中合宿を行い、非日常的な都市体験を通じて、都市空間と「私」との関わりを考察・議論をする。

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『ソーシャリー・エンゲイジド・アート展:社会を動かすアートの新潮流』

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